世の中に絶えて桜のなかりせば
- カテゴリ:勉強
- 2013/06/18 20:28:15
世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
世の中に桜がなかったら、春をのどかに過ごせるだろう、
・・・という意味だそうですが、桜が咲くたび思い出します。
確かに、桜は、
まだ咲かないのかなーと、そわそわしたり、
あー散るー!・・・と気がそぞろなったりしますな~( ´∀`)ヵヵヵ
で、この歌の全文が思い出せなかったので、ネットで検索してみたら、
これは、古今和歌集だったんですね~ そこから知らなかった、笑
で、古今和歌集をちょっと覗いてみたら・・・、
これがけっこう面白くて、ちょっとハマってます、笑。
学生時代は、理解に難しかった気がしますが、今、見ると、
素直で素朴な歌も多く、なかなか面白いです。
時代背景なども踏まえて考えて行くと、ハマります、笑。
古今和歌集の参考書が欲しくなりました~(*´▽`)ノ☆
素晴らしきかな、日本文学・・・笑
大人の古今和歌集講座、求むですな~( ´∀`)ヵヵヵ
古文は、文法がめっぽう苦手でした☆
でも、文法とか気にせず詠むと、味わい深さがよく分かります☆
>みらいさん♪
たまには、古文も良いですね~(*´▽`)ノ☆
上司に対する、おべっかな歌もあったりと、サラリーマン川柳みたいな感じも
時々見られ、なかなか面白いです~♪
>さえさん♪
コメント、ありがとうございます~(*^▽^*)♪
和歌がお好きとは・・・! 通ですね・・・!
どの歌も、季節感や情景が想像できて素晴らしいですね~!
和歌、なかなかハマりますね・・・!
>スカンクさん♪
ようやく梅雨らしい天気になりましたが、雨で湿度が大変なことに、笑。
現代では、ほととぎすを探すだけで一苦労ですね・・・!
やっと梅雨って感じですネ! そして今週末の梅雨晴れの早朝にはぁぁ・・
『ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただ有明の月ぞ残れる』
なんて現代では無理な光景ですネ!
和歌のお話をみつけて、うれしくて、たまらなくなりました♪
以下の歌(参考までに)お気にりがありましたら、ぜひ、またブログでご紹介くださいm(__)m ぺたぺた。。。
1 ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ 紀友則・古今和歌集、百人一首
2 もろともにあはれと思へ山桜 花よりほかに知る人もなし 前大僧正行尊・小倉百人一首
3 いにしへのならのみやこの八重桜 けふ九重ににほひぬるかな 伊勢大輔・詞花和歌集 一春
4 花さそふ嵐の庭の雪ならで ふりゆくものはわが身なりけり 入道前太政大臣・百人一首
5 清水へ祇園をよぎる桜月夜 今宵逢ふ人みなうつくしき 与謝野晶子・みだれ髪
6 世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし 在原業平・古今和歌集
7 あをによし 寧楽の京師は咲く花の にほふがごとく今さかりなり 小野老・万葉集巻3
8 花の色は移りにけりないたづらに わが身世にふるながめせしまに 小野小町・百人一首
9 願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎのもち月の頃 西行法師・山家集
(旧暦2/15は釈迦入滅の日)
10 高砂の 尾上の桜 さきにけり 外山の霞 立たずもあらなむ 前中納言匤房・小倉百人一首
色んな折々の季節や時代で読まれた言葉も色々あって紐解いてみるのも面白そうですねw
どんな気持ちで書いていたかとか背景にどんな事があったのかとか
考えるとより一層味わい深いですね♪お勉強になりましたぁ有り難う御座いますヾ(*´∀`*)ノ
(o´∀`o)ニコッ
学生時代は、そんな感覚持ち合わせてないから
せっかくの授業も、もったえないような気も・・・?
土日、学校で大人講座とかあったら面白いかもですな~w