Nicotto Town


いろんな意味で脱走計画


ファン感謝祭!!第一夜

はい、よい子のみんな!こんばんわんこそば!  今日は予告通り、銀行員シリーズの第1作の
リメイク作品をお送りいたします!

古くからのファンにはお馴染み、初めての人には新鮮!

リメイクして進化を遂げた、もう一つの原点をお楽しみください!




【正しい窓口銀行員との戦い方】



皆様、6月も中旬となり、早くも秋の足音が聞こえる季節になりました

(そんなのが聞こえてるのは、日本全国でもお前だけだ)

おはようございます・こんにちは・こんばんは、
いつ読まれているかわからないので挨拶全部でお馴染み!
3ヵ月後に37歳!もういい大人である、あなたのわたしです

(その割には、ちっとも落ち着きがないな)
今回は、皆さんも一度は経験したことがあるお話だと思うので、
うんうんと頷きながら読んでください。


この話は、今から遡ること30年前、
私が仕事の都合で一人暮らしをしていた時の話です

(6歳で一人暮らしか、やれるものならやってみろ)

間違えた、3年前の話です、いや4年前だったかな?
(その辺りはどうでもいいから、さっさと話すすめろ!!)

まあ、時差的な事はこの際別の次元に置いて、本題に移ります
(違う次元にまで置くほどの内容なのか)

当時、一人暮らししてた私の仕事は、今もそうなんですけど、経理です。

もちろん銀行にも行かなくてはなりません。

そして銀行に行くと、窓口には主に女性がいます。

私も十数回、銀行に足を運んで、
何人かの女性と少し世間話をする程度にはなってたんです。

その日は給料日だったのですが「事務員分は現金で払う。

振込手数料がもったいない」という首領のお達しで、
毎月銀行へ行くことになってます。


それ以外にも、ちょっと面倒くさい仕事もあったので、
一緒に片付けてしまおうと思っており、軽い気持ちで銀行へ向かいました。

そんな気力溢れる私は銀行に到着して、
いつも話してる女の子とは別の女の子のいる窓口へ呼ばれました。

こちらは銀行さんが仕事さえちゃんとしてくれればそれでいいので一向に構わぬ。

すると、奥にいたいつもの女の子が私に気づいて、
少し神妙な面持ちでこちらに近づいてきたんです。


ふっ、どうやらこの気力溢れる男らしい
私の外見に惹かれてしまったようだな
(お前の外見に引かれてしまったの間違いだろ)

遠慮することはない!!私のどこに惹かれたのか、心の赴くまま、
湧き上がる気持ちをそのまま言葉に乗せて表現してくれていいよお!!



「ダルクさん、なんだか今日は」



なんだ~い!?今日の私はどうしたってえ!?







「いつもより顔が悪いですね」







そう!!!!
今日の私は、いつもより顔が悪いのさ!!






って何ですと?(´・ω・`)


よし、君が私の体を心配してくれてるのはわかった。
その気持ちはありがたく受け取ろう。しかし、日本語は正しく使えよ。
顔が悪いというのは、褒め言葉でもなければ、
心配している言葉でもない、ただの暴言だ。
そんな暴言を吐く為に、わざわざこっちまで近づいて来たのか。
なんだったら、私の必殺顔面マッサージでお前さんの顔も明日から
同僚たちに顔が悪いよと言われるようにしてあげようか。


どうです!?
最初に宣言した通り、皆さんも一度は銀行員から
「顔が悪い」と言われた経験ありますよね!
(あるわけねえだろうがあああああああ!!!!)

ただ、この女性の天然ぶりは、今に始まった事ではないのです。

以前この女性に「クラシック好き?」って聞いたら、こんな返答が返ってきました。

「何を言ってるんですか、私は日本人ですよ!クラシックが嫌いなわけないじゃないですか」

うん、その発言だと日本人はクラシック好きなのが当たり前、常識、当然、
そして猥褻みたいに聞こえるけど(最後の猥褻っては何だおい) それは誤った認識だな。


しかし、この女性はこの発言だけでは飽き足らず、さらにこのような事をのたまわれました。











「特にピカソの作品とかいいですよね」

うん、そうだね。貴女のその脳みそが別次元に飛んで行って
そこからかろうじて糸電話で繋がってるようなギリギリ発言。
かなりいいと思うよ。
ただ、いいですよねって同意を求めるような言い方をされても、
私は首を縦に振ることはないですよ。


この発言以来、私はこの女性をミスピカソと呼んでます。

あ、もちろん本人には内緒にしてますけど。

話を戻しますが、これ以上私のガラスハートを傷つけられる前にさっさとトンズラしようと、
「そうだね、顔が悪いんだよ」と相槌だけうって 、もう一人の女性に仕事を依頼。

そして、その中には最初に触れましたが、ちょっと面倒な仕事が混じってるんですよ。

詳しい説明はあのお方が煩いので省きますが
(誰だよあのお方って)

これは銀行員の方にやり方を教わらないと出来ませんっていうのがね。

それを取り出して窓口のお姉さんに聞こうとしたら、ミスピカソが横から、私がしてあげますよ!
と名乗りをあげてきました。

いい子だからそのまま静かに石と化しておいてくれと願っていたのですが、
そのような私の儚い願いも神様は聞き届けてはくれないようです。


もう貴女の出番は、先程の顔が悪い発言で終わってるんだけどなあと思いつつも、
仕事熱心なのはいい事なので、ここは任せることにします。

さて、ではどの様にすればいいですか?教えてくださいませ。

「じゃあ私が教えます」
よろしく

「だから」

え?だから?

「その代わりに」



あら、何か嫌な予感がいたします。
わたくし、猛烈に嫌な予感がいたしますわ。




「今度帰省した際に、お土産下さいね。イチゴケーキがいいなあ」



よし、よくわかりました。
貴女が非常に特殊な思考回路をしている事は、よくわかりました。
貴女が教えてくれようとしている事は、
あくまで銀行員としては仕事の一つです。
その仕事をこなすのに、貴女は仮にもお客様である私に対して、
報酬を要求するというわけですね。
じゃあ、私から貴女へ素敵なお土産の代わりに、
素敵な事をして差し上げます。
すぐに亜空間への扉を開いて、糸一本でかろうじて繋がってる
脳みそとの接点を、私がハサミで断ち切ってあげましょう。
わかったら、今すぐその場へなおれい。



「もう、ほんとにオブジェと化してくれればいいのにって思いましたね。
ありえない!ここでイチゴケーキを欲するとか、絶対ありえない!!

















ここは熱センサー自動照準銃が欲しいと言うところだろう!!
(それも限りなく不正解だバカ野郎!!!!!!!!!)



この後は、悪しき者よ次回こそ石化せよと念じながら、
ミスピカソと、もう一人の普通の方に教えてもらい、仕事は無事に終わりました。

ただ、私の大切な大切な昼休みが半分ほど
虚空の彼方に消えたのは言うまでもないですね

(いや、言わなきゃわからんわ!!!)

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2013/06/30 15:19
(^O^)
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2013/06/23 14:29
イチゴケーキ無いから、チョコケーキどうぞ。(。・"・)o■
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2013/06/23 10:10
(涙)(涙)(涙)・・・・  (←笑いすぎのためです・・・ハイ)

つか・・・
結局・・・・
ミスピカソさん、ダルちゃに惚れてるの見え見えだよねw。
コノコノォ( ^∇^)σ)゚ー゚)プニッ

そういう人を、あまり邪険にすると後が怖いよ?  ( ̄ー ̄)フフ
夜道、気をつけてね・・・特に闇夜。。。><。。
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2013/06/21 16:25
懐かしいわ^^このお話♪
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2013/06/21 09:25
顔が悪いですとー ヽ(o`Д'o  
なんとい言う事を 私の大切なダルク・ファントさんに!!

心で思っても 口に出して言うべき事じゃない
・・・って 心で そう思ってるのか!!って突っ込まないでね




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