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奇跡を呼ぶ「シンクロ現象」


奇跡を呼ぶ「シンクロ現象」





ロバート・シャインフェルド氏の本に書かれている「プロセス」を実践していると、シンクロが頻繁に起きるということが、多くのブログに書かれています。

U理論でも、それを実践するとシンクロが頻繁に起きる!ということですから・・・

内なる中心に焦点を当てていると、シンクロが起こる!という説は正しいことがわかります。

本来の自分も、無限のパワーも、U理論の内面の奥深いところにある「知」とのつながりも、すべて自分の内側ですから納得できます・・・

一般に多くの人は、外側の現実の世界に焦点を当ててばかりで、内なる中心には関心を示しません。

これだと、シンクロ奇跡も起きないことになります。

外はハズレで、中はアタリということを常に意識して、中心の中心の中心の内面の本質に意識を深めていると、いつもシンクロ奇跡など、の良いことが起きるのです。

幸せの青い鳥を探して、チルチルとミチルは色々な世界をさ迷うという・・・明らかに教訓めいた童話があります。

外の世界を散々苦労して探し回るのですが、青い鳥を見つける事は出来ません。

疲れ果てて家に戻ってみると、最終的に自分の家に幸せの青い鳥がいた事に気付いたのです。

この物語では、捜し求めていた「幸せ」は自分の外側にあるのではなくて、自分の心の中にあったのだ!と言う事を示しています。

外はハズレで、中はアタリです。

本質も宝物も、そして本当の幸せも、自分の中にしかないのです。

ところで、シンクロ現象を体系的に研究し始めた、カール・ユングという人がおります。

ユングは自分の内面の意識を深める、マンダラの研究もしています。

ユングは自伝の中で・・・

「私の一生は無意識の自己実現の物語である、無意識にある物は全て外に現れようとする」

と書いています。

心の深い深い奥底では、宇宙全体と響きあっている。

その心がこの私を「場」として、自己を表現する。

私達が人生だと思っているのは、実は誰か(無意識)によって見られている夢ではないのか?


このように、現実をホログラムの幻影と見なしていることも書かれています。

彼はマンダラを研究して、心の中心意識を深めて、人類共通の集合的無意識の発見もしておりますから、現実世界の真理を理解していたものと思われます。

量子力学の父と言われるニールス・ボーア「人の意識が現実を創造しており、客観的な事物は存在しない」と言明しています。

ミクロの世界では「思い」エネルギーが素粒子の創生や消滅に直接的に関与し、そこに現実としての森羅万象が生じてくるという概念です。

この世の森羅万象波動が基本となっていて、それらが私達の五感を通して脳に電気信号で入力され、波が収束して個々の現実として認識されるのです。

これを量子力学では「波束の収束」と呼んでいます。

ミクロの世界ではシンクロ現象100%の確率で起りますから、この理論が元になってスパイラルの降龍ができました。

そして、ノーベル物理学賞を受賞したシュレーディンガー博士「物質の究極」「波動」であることを証明しました。

博士は、意識を持つすべての存在は『万物の中の万物』です!と明言しております。

彼の波動方程式の概念は、古代インドの聖典「ウパニシャッド」の思想に啓発されて生まれたものです。

このインドの「ウパニシャッド哲学」では、宇宙の本質としてのブラフマン(梵)と、個人の主体的本質であるアートマン(我)の2つは同一のものと見たたて「梵我一如」と言い・・・

「我は東方にあり、西方にあり、地上にあり、天上にあり、我は全世界なり」

と言っております。

同じ概念は、チベット死者の書にも・・・

「これらの存在は全て幻影のような物です。

どんなに見えていても、存在しない物なのです。

これらは全て私自身の心が投影された物で、心それ自体に実体が無いように、もともと存在しないものなのです」


と書かれています。

このメルマガでも何度も紹介している、弓の名人の阿波研三氏は・・・

「的を狙ってはいけない。

的のことも、当てることも、他のどんなことも考えてはいけない。

ただただ、無心になるのだ。

そうすれば的が自分の方に近づいてくるように思われる。

そうして、的は自分と一体になる。

的と自分が一体になれば、矢は自分の中心から放たれ、自分の中心に当たるということになる。

故に、あなたは的を狙わず、自分自身を狙いなさい。

それが出来れば、あなたは宇宙になれる。

弓術は技術ではない。

理屈や論理を超越したものなのだ。

弓を引いている自分は、宇宙と一体となるべきであり・・・」


と弟子に語っています。

雑念を持たずに自分の中心意識を深めると、的が自分の中心と一体になるから、自分の中心を狙うだけで百発百中当る!というのです。

暗闇でも、目隠しをしても、的に百発百中当るのですから、外にある的はの様なもので、実際に的があるのは心の中なのだ!

だから中だけにフォーカスしなさい!という、すべてに通ずる教えでもあります。

これはすべての本質は中心にあり、外にある的は幻影なのだから、自分の中心意識するだけで良い!という仏教の概念でもあります。

仏教では「三界(現世)は唯心の所現」と表現しています。

この世の一切の現象は自分の心が作り出した仮想の世界で、自分の想念を変える事で世の中(仮想の世界)はいくらでも変える事が出来るという意味です。

二千年以上の歴史を有している仏教の「般若心経」には、量子力学がたどり着いた結論と全く同じ様な事が、この世の真理として語られています。

そして空海「真言は不思議なり、観誦(かんじゅ)すれば無明を除く、一字に千理を含み、即身に法如を証す」と言っています。

これは「真言を唱えて祈る事によって、数々の奇跡や不思議現象が生み出される」と言う意味です。

私達人間には、それぞれに大宇宙が含まれており、この自分が宇宙そのものであり、宇宙そのものが自分自身である!と教えているのです。

マンダラの中心にある無限のパワー「大日如来」こそが私達の本来の自分であり、この本来の自分が宇宙そのものであり、宇宙のすべてを創造している!ということです。

これはまさしく、ロバート・シャインフェルド氏の論と同じで、目からうろこの概念なのです。

量子力学=仏教の概念(般若心経)=ロバート・シャインフェルド氏の論は、完全に類似していて、U理論も、ユングも、弓の名人も、空海も、皆同じ中心意識を深めることで、神業奇跡を起こしているということです。

そして「外はハズレで、中はアタリ」という共通概念が含まれない、つまり内面に意識を深めない、上辺だけの手法は論外ということになります。

ロバート・シャインフェルド氏は、「11番目の鍵」という本でも、「ザ・マネーゲーム」から脱出する法という本の中でも・・・

「世の中には成功本や、幸せになるためのいろんなテクニックや、戦略を紹介する本・音声教材・動画・講座・イベント・ワークショップ等たくさんありますが、それらは全て望む結果を得られずに行き詰まるはずです」

と断言しています。

それらの手法やテクニックがなぜ失敗するのか、彼の本には誰もが納得する理由が、分かりやすく書かれています。

是非、ご一読をお薦めします。

ありがとうございました。

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