統一球問題を斬ってみる
- カテゴリ:スポーツ
- 2013/06/28 20:33:11
プロ野球界が揺れています。
そもそも選手が国際大会で戸惑わないようにと、全ての試合球を統一したのが2011年。
仕様はメジャーリーグの公式球に近付けたというもの。
従来は各チームがホームゲームで自らが選んだボールを使用していました。
つまり、試合の度にボールが違うという形。
ホームランは野球の華という思想で、各チームは飛びやすいボールを使用していたように思います。
その方が観客を呼べるとでも思っていたのでしょう。
ところがWBCで使用されたボールはメジャー仕様。
明らかに飛ばないボールだったのです。
それに伴い、NPBはボールを統一。
メジャー球並みの飛ばないボールを公式球として統一したのです。
飛ばない統一球は、本当に飛ばなかった。
各球場でホームラン数は激減。
飛ばない統一球は、いつしか飛ばなすぎるボールへと変貌したのでした。
そして2013年のプロ野球が開幕。
今年も同じ統一球が使用されているはずだったのですが・・・
ホームランは明らかに昨年よりも多かったのです。
年間60本を超えるペースで打ち続けるベイスターズのブランコ選手。
そして1試合で4本打ち、そのうちの2本が場外ホームランになった東京スワローズのバレンティン選手。
本当にこれが去年までの統一球なのか?
そういった疑惑が持ち上がったのです。
そして6月11日。
ついにNPBの下田事務局長明らかにしたのです。
今年から反発度を高めたボールに変更した・・・。
もしかすると、このボールのせいで年俸に影響した選手もいたかもしれません。
チーム戦略もこのボールを使用するという前提で立てたかもしれません。
そして「このボールでやるなら・・・」と、引退を決意した選手もいたかもしれません。
さらに信じられない報道がありました。
野球解説者の江本孟紀氏の発言。
「この事を事前に知らされていたチームが存在する可能性がある。」
これが本当なら、まさに由々しき事態であります。
事態はついに日本プロ野球選手会も動く事になりました。
コミッショナーを更迭すべく、要望書をNPBに提出。
この事態は各スポーツ紙が絶賛したのです。
しかし、ただ一紙がその事に異論を唱えた。
どことは恐ろしくて書けません。
緑色の新聞です。
先の江本氏の発言と、一紙だけ毛色が違う論調。
なんとなくですが、私には一人の老人の顔がチラついて仕方がないのですよ。。。
そして最後に。
統一球の目的は、最初に書いた通り選手が国際試合に戸惑わないようにというのが目的だったはずなんです。
一番いい方法は、そのメジャー仕様のボールを同じメーカーに発注すれば済む事。
それを何故、ミズノ社が独占して作成しているのか?
いったいどういった経路でミズノ社に決定したのか?
恐らくはミズノ社は相当な収益を上げたはず・・・。
利権・・・
その2文字が、老人の顔と一緒に頭を過るのは私だけでしょうか?
いや~私は気弱な一匹猫なので、そんなハッキリ言えませんよー。
ナベツネだなんて・・・。
さぁ、どうなんでしょうねぇ・・・
コミッショナーも含めて、全てがオーナー会議で決められますからね。
つまりはオーナー達のいいなりの組織であるのは間違いがない所でしょう。
ま、そのオーナー達を牛耳っているのがかの老人ですからねぇ・・・。
ナベツネ!ナベツネーーーー!!
スポーツマンシップとか正直さがほしいですね。
仲がいいどころか、コミッショナーにしたのがあの老人ですからねぇ^^
開幕当初のあのチームの快進撃も、何となくナットクです。。。
まあ、茶飲み話のついでにね。。。