Nicotto Town


安寿の仮初めブログ


『ドン・キホーテ』を見てきました。


どんどんどん、
ドンキー ♪ 
ドンキホーテ~ ♬  ☆\(ーーメ) じゃないだろ!

えへへ… (^^;ゞ 悪ふざけ
 

新国立劇場で
バレエ『ドン・キホーテ』を見てきました。
そして、
今日のステージは、
とても仕上がりのいい舞台でした。

お話自体は、たわいない話。
ドン・キホーテとサンチョ・パンサなんて、
完全に添え物。

ドン・キホーテが辿り着いた町には、
キトリとバジルという恋人がいるのだけど、
キトリには親が勝手に決めた婚約者がいる。
そこで二人は一計を案じて、
親が決めた貴族の求婚者を翻弄し、
ドン・キホーテの助力もあって、
無事に結婚に辿り着きましたとさ、めでたしめでたし。

…と、お話はたわいないのですが、
その代わりにこの作品、
ともかく最初から見せ場だらけ。

スペインの話ですから、
カスタネットを鳴らしてのフラメンコや
マントを翻した闘牛士の踊りなんかが盛り込まれ、
しかも、なかなかの超絶技巧。

闘牛士が床に投げるマントは、
くしゃくしゃになったりせず、
綺麗に半円形を描いて広がりますし、
床にさしたナイフをピンに見立てて、
後ろ向きに後ずさりして、
ピンの間をすり抜けていったりします。

音楽も、
打楽器とシンバル、
そして金管楽器で
ズンチャ、ズンチャと、
景気よくリズムを刻んでくれます。

かと思えば、
フラメンコのカスタネットが
踊りに小気味よくアクセントを付け、
ハープがぽろろろ~んと優雅に鳴り響いて、
しっとりとした曲が始まったりで…

ともかく、
この作品はサービス精神旺盛、
見どころ、聞かせどころが盛りだくさん。

その代わり、
この作品は
踊りの難度がとても高くて、
それを切れよく、しかも、ぶれずに踊りきるのは、かなり至難の技。
特に主役のキトリとバジルの踊りは難しい。

ですが、
今日の舞台は、
まったく安心してみていられました。

それどころか
主役の二人が、
かなりハイレベルな踊りを、
最後の三幕で次々に決めていくのが、
見ていてもはっきりと分かります。

劇場内の客席の雰囲気も
否応なく盛り上がっていきます。

  おお~、
  こ…、これはすごい…
 
  すごいレベルの舞台が目の前で展開しています。

  じ~~ん…
  はっきり言って、私、感動しちゃいました。

  これは、滅多に見られないレベルのステージではないでしょうか?
  クラシックは技巧が冴えて、次々に場面を締めていくと、
  ホント神さまが舞台の上に降臨してきますね~。

  神さま、私の上にも御降臨を…   ☆\(ーーメ) 悪魔が来たりて笛を吹く
  

  
  すべてが決まって大団円!!
  いやあぁぁ~、ブラボー、ブラビーですよ!!

舞台終了後は、
なんと4回ものカーテンコール、
お客さん、帰りません、帰してくれません!!!

実は今日の朝まで、
チケットを買っていたことを忘れていて、
洗濯物を干し終わった後、
「そう言えば、確か6月にもう一本…」と思い出して、
日時を確認すれば、

  きゃあああ~、今日だあ~ 
  あ、でも今から家を出れば、まだ間に合うぅ~
  
と駆けつけた舞台だったのでした。

よかったあ~、
滅多に見られない舞台を
危うく見逃してしまうところでした。

私は、
話はたわいないけど、
次から次へと超絶技巧が見られて、
音楽がぐいぐいと観客を引っ張ってくれるバレエが好きです!
(例えば、『コッペリア』『海賊』etc.…)

よーし、
今日はドン・キホーテになった気分で…

  あ、ちょっとよしておこう、加齢臭強そうだし…  ☆\(ーーメ)

今日はキトリになった気分で、
シェリー酒にオリーブ、
ニンニクとバジルたっぷりのムール貝を食べてやる~  ☆\(ーーメ) 落ちはやはり酒かい…

アバター
2013/07/02 16:24
>あがたさん

幕間、劇場のロビーで、
シャンパンなどが提供されていたのだけど、
「スペインだったら、やっぱりシェリーよね」と思っていたのでした。

そして、食前酒として飲まれるシェリーならば、
やはり、オリーブなどを軽めに摘まむのが絵になりそう。

その後、パエリアなんかを、がっつり食べるのだけど…   ☆\(ーーメ) 浅ましや~
アバター
2013/07/02 16:21
>Luciaさん

確かにスペイン語で、Japanは、ハポンですから、
その通り、ドン・キホーテと読むのでしょう。

イタリア語だとQを使わずにCh音になってしまうのね。

ちなみにドイツ語の辞書は…

あれ? Don Quichotte って綴られてる。

読みは、ドン・キショット って感じらしい(なんか、ドイツ語っぽい響き)

ちなみに、Don Quichotterie という名詞があって、
「ドン・キホーテ的行為/夢想に駆られた向こう見ずな行為」という意味らしいです。

おもしろい!
アバター
2013/07/01 09:14
ドン・キホーテは部分的な踊りは何度も見ているのに、通しの作品は見たことないなぁ、って気が付きました。
チケット無駄にならずに良かったですね。
そしてLuciaさんのおっしゃるオペラも通しで見てなーい♪
これを機に探してみますw
シェリー酒にオリーブ
大人だぁ!
アバター
2013/06/30 20:53
スペイン語での綴りは Don Quijote だから
ドンキホーテよね J行=ハ行だから
ただ日本語だと切れ目がね~ ドンキ・ホーテ
私も子供の頃から、ここが切れ目だと思ってた (;^^)ヘ..

イタリア語だと Don Chisciotte と綴るの

ついでだから、ドイツ語も見てみた
Don Quijote [doŋkiˈxote] (Don Quixote in alter Schreibweise; Don Quichotte [kiˈʃɔt] in französischer Orthografie, teilweise auch im deutschen Sprachraum üblich)
だそうです。。。。
アバター
2013/06/30 19:25
>Luciaさん

バレエです。

はい、久々に盛り上がった舞台でした。
クラシックは盛り上がると、
とんでもない瞬間が現れるので、
かなり貴重な体験でした。

そうか、ミラノ・スカラ座でも、眠いものは眠いのですね。

踊りの好みを云々するほど、
私はバレエのステージを見ているわけでないのですが、
今日の二人はブレがなくて、気持ちよかったです。

「夜の女王」がちょっとバランス乱していたけど… ☆\(ーーメ)

ドン・キショーテか…

でも、日本では、ドンキ・ホーテになってしまっているような気がする。

  どんどんどん、ドンキ~♪

というコマーシャルソングのせいでしょう、きっと。

アバター
2013/06/30 01:39
バレエかな~
まさか、オペラじゃないよね

と思ったら、やっぱりバレエだった
(オペラの方は、存在を知っている...という位の知識
テレビで見たことがあるような気もするけれど。。。。)


良い舞台が見られて良かったね

私は、ドンキ、スカラ座で一度全幕見たけれど
3幕以外は眠気が~~

3幕定番のpddとvaは
音楽なじみがあるし、見どころも分かっているから
それなりに、は楽しめたけれど

バジルはR.ボッレだったけれど
私、彼の踊り、好みじゃないし....



ちなみに
イタリアでは、ドン・キショーテ
と発音いたします。。。 (^_-)-☆



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.