夏空夏雲夏の日差し
- カテゴリ:日記
- 2009/08/07 13:29:45
長い長い梅雨の間、朝は毎日曇天から始まっていたのですが
今朝はいきなり、目にも鮮やかな夏空夏雲夏の日差しがいっぱいに広がっていました。
暦の上では、今日が立秋だというのに・・・
ここでの楽しみの1つ、ブログの読み歩きをしていて
口腔ケアについての記述にあたり、父の介護の日々を思い出しました。
まだまだ知られてはいませんが、老人や体が弱っている人にとって
口腔ケアは、正に生命線なんです。
父の介護にあたっては、あまりにも知らないことが多すぎて
これじゃだめだということで、兄と2人とにかく調べに調べまくって
いろんなことを知りました。
有用な情報も、そしてそれが生かされない現場の状況も・・・・
本来、志を持ってその道に入った人々が
諦めながら生きていかざるを得ない、理不尽な環境も目の当たりにして
それでも、父の命を諦めたくなくて必死になっていた日々でした。
口腔ケアの重要性についても、もう少し早くわかっていれば
大きく状況は変わっていたのかもしれないんです。
今更なんですけどね・・・・
言いたいことは山ほどあります。
でもね、今はまだ色んな怒りがこみあげてきたりもするから
冷静にわかりやすい話ができないと思っています。
いずれ、参考にしていただけるような話ができれば良いなと思います。
この遅れてきた夏空を見て、この夏も父とともに闘い乗り越えたかったと
それだけは、やはり思ってしまいますね。
夏を乗り越えるということは、弱っている者には苛酷なので
思い出も後悔も深いです。
夏は悼みの季節・・・・バランスをとるためなんでしょう
なんでも華やかなのは・・・
人々が騒ぐほど私は夏が恨めしく、夏になると何となく卑屈になってしまう自分が大嫌いです。
お祭り騒ぎの夏が終わると、今度は寂しすぎる秋がやってきてしまうのにねぇ・・・。
なんか冬が一番好きな季節になってしまいそうです。。。
失うということは後悔を残すねぇ・・・・
その時その場面では、最善と思う判断をしながら過ごしてきたはずなのに
あれもこれも・・・・どれも悔やまれてキリが無くなってしまうことがあります。
何度思いなおし、立ち直ったつもりでも
同じ波は、繰り返し襲ってきますよね・・・・
きっと故人は望まないのでしょうが、残された者は
やはり背負い続けていくんです。
もう、気持ちを整理したはずなのに
何度も何度も後悔の念に責められながら生きていくんです。
これは仕方ないのかなぁ・・・・
正常には戻れなくても、せめて前を向いて生きていくしかないんでしょうね。
>なにわさん
星に願いを・・・
願いはきっとかなうものです。
>みっきーーさん
もっともっと周知させるべき事実が後回しになってることが多いのよ。
特に老人医療はね・・・食い物にする流れってものが出来ている面があります。
常に多くの情報を集める姿勢が必要なんですよ。
なんか後回しになってしまいがちですよね
命取りになるとは知りませんでした。
星に願いを・・・
朝、起きてこなかった。
そんだけの話です。
母が、「起きないのよーーーーーーっ!」と電話して来て、
父が、電話を替わり「起きてこないんじゃないんだ、死んでるんだよ」と。。。
仲が本当に悪い姉妹(笑)で、どうしょもなかったのですが、
悔やまれてばかりです。
この話、しましたっけ?
あと二人の妹、厳密にはイトコなんですけど、
その子達のショックを考えると。。。まだまだウチは正常ではありません。
両親も、どこかここかオカシイ。
耐えかねる事に、耐えているからでしょう。
彼女が病気だと気が付いていたのは、私と、ほかの妹達だけでした。
私が思うに「ボーダー」だったろうと思います。
彼女に病理的な原因があると、認めさせれば、その力が私にありさえすれば、
彼女はもっと楽に生きていけただろうと思います。
死ぬ事も無かったでしょう。
心不全が死因でしたが、175センチの100キロ越えの体格でした。
家族ぐるみで頑張ってダイエットに成功させた時期もあったんですよ。
それでも、心に原因があるならば、戻ってしまいますよね。
私は、それ以上の「理解」への努力をせずに逃げました。
この後悔と、私自身の彼女への「無理解」への後悔、これを背負って、生きていかねばなりません。