Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


夏の忘れもの


もうすぐ海開きの海岸
海水浴客でにぎわう
浜辺を一人歩く
私はいったい誰


海岸線を歩く
二つの寄り添う足跡
波にさらわれそうで消えず
ゆらゆらと揺れながら


夏の恋の忘れもの
秋の風に揺れながら
深まる季節の行く先を
深い想いをどうすることもできない


あぁ この想いを
夏の日に戻したい
空高く輝く星の下に
時計を巻き戻したい


でもそれはかなわない
わかれと言う三文字が
どうしようもなく 逃げることもできず
二人に降りかかる


愛を抱えたのは私
あなたは季節の旅人
旅人は帰っていく
安らぎのあるわが家へと


一人歩く海岸線
揺れる足跡一つ
もう恋はしないと
心に決めながら
新しい時を迎えながら
揺らめく自分が悲しい

アバター
2013/07/08 04:08
でじょだーじょさんへ
ありがとうございます。
夏の終わりが恋の終わり。
二つの足跡も一つに。揺らぐ心が波のようです。
アバター
2013/07/05 19:27
あー、とてもいいです。この詩。
二つの寄り添う足跡が、一つになって揺れる。
「わかれ」という文字。
とてもいいですね。
アバター
2013/07/04 11:47
しょうくんさんへ
ありがとうございます。
なんででしょうね。
夏はひと時のドラマを運んでくるもの。
残された方が涙を残すけど、いつかしら強い愛に巡り会えるでしょうね。
アバター
2013/07/03 12:52
みじめやな…
なんでわかれたんだ…?



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