Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩



今年も夏が来た
海へ異国へと人が流れていく
冷房のきいたカフェで
本でも読みに行こうか
人の流れを見に行こうか


夏は出会いの季節
誰がそんなことを言ったのだろうか
出会いがないこともある
続かないこともある
困り果てることもある


休日になると
テーマパークや海岸に人が集まる
一人残された気分になるのは
私だけではないだろう
カフェにも人がいる


あの人と出会ったのも夏だった
あの人と別れたのも夏だった
短い1年だった
そしてまた1年
時の早さにはやりきれない


慕ってくれている人がいるのは知っている
また夏になって
臆病になっている私がいる
また崩れて言ったらどうしよう
そんな強い心じゃない


人の流れを見つめる
楽しそうなカップル
幼げな友連れ
あの輪の中に入っていけるだろうか
もう一度勇気が出るだろうか


夏が来た
あの人を忘れる夏が来た
紫外線をよけながら
もう一度だけ信じてみようか
恋と言う名の夏の忘れものに




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