この夏に見たい映画/ドラマ【警視庁捜査一課9係】
- カテゴリ:映画
- 2013/08/01 14:41:44
私はいつもテレビドラマでおなかいっぱいになっちゃうので、
映画を見る余裕はあまりないし、多分この夏も映画館には行かないと思うが、
この夏に公開されている映画の中でどれを見たいかって話だったら、
間違いなく真夏の方程式一択である。
言わずと知れたガレリオの映画版。
この春に放映されたガリレオ2の連ドラの評判はイマイチだったし、
私も毎回楽しみにしながら見ていたが、
正直前シーズンよりはクオリティが落ちたと感じていた。
が、どうもガリレオは映画でその真骨頂が発揮されるらしく、
第1弾の容疑者Xの献身も大好評だったが、この真夏の方程式も結構いいらしい。
原作がまず評判がいいらしいね。
なので映画館には行かないとは思うが、そのうち家で鑑賞しようとは思っている。
【感想】うーん、摂子は何故拳銃にこだわったのでしょうか。確かに女が男を脅した後に殺す場合、近付かなくても殺せる拳銃を持っていれば有利でしょうけど、殺す目的ならどうしても拳銃でなきゃならないってわけでもないですよね。それにいくら警察官と一緒でなくても、拳銃をつきつけられれば誰でも反省してるって言いますよ。むしろ拳銃をつきつけないで聞いた方が本音が聞けるんじゃないですかね。あと思ったのですが、いくら報奨金目当てで近付いた女から頼まれたといって、バカ正直に押収した拳銃を渡す警察官とかありえなさすぎる。いくら弾が入ってないからといって、それが犯罪に使われないという保証は何もない。バレたらクビが飛ぶクラスの不祥事ですよ。相手は素人の民間人なんだから、鍵がかかった倉庫に厳重に保管されているのでこっそり持ち出すことができないとか、いくらでもごまかしようがあったろうに。報奨金欲しさに不正を働くくらいなので、彼女の正義感はさほど強固なものではなかったんでしょうね。確かに摂子すら説得できないようでは、カウンセラーになどなる資格はないでしょう。説得しようとしてできなかったのではなく、説得しようと思わなかったんですからね。しかし今回も複雑な話でした。犯人も意外な人物だったけど、これはわからなくても不思議はないですよね。警察に保管されている拳銃を警官か勝手に持ち出すとは思えないもの。しかも近所に住んでいる怪しい母子がいて、拳銃の疑惑は息子に、報奨金の疑惑は母にかかり、かなりストーリーをかきまぜる役割を果たしましたねw 山下容莉枝が出た時点で、かなりうさんくさかったしw あとちょっと疑問に思ったのですが、摂子の体内から見つかった弾には、線条痕があったはずですが、それは調べなかったんでしょうかね。彼女が死ぬ前に押収された銃から発射されたので、普通なら調べるはずもないですが、加納が一所懸命十四年式拳銃について調べていたのは、押収された銃から発射されたものと思ったからじゃないでしょうか。そしてライフルマークが一致すれば、何らかの形で警察官が関わっていることがわかります。何故調べなかったのか不思議だなぁ。てか、押収した銃の線条痕って調べないんですかね。何らかの犯罪に関わっているかもしれないので、調べるのが普通だと思うのですが、父の形見で息子も存在することすら知らなかったという説明を信じて、調べなかったのでしょうか。それとも背骨に当たって止まったということだったので、線条痕が検出できないくらい、弾丸がひしゃげてたのかなぁ。