追憶売ります
- カテゴリ:日記
- 2013/08/10 09:43:49
「誤った記憶」作った!…利根川氏ら
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130726-OYT1T00025.htm
「過誤記憶」を人為的に作り出した事に成功した、というニュース。
対象はマウス、「刺激への反応」といった単純(?)なものなので、これに成功したから、と言って、謝った記憶を植えつける事ができる、という訳ではありません。
ところで、フィリップ・K・ディックの短編で「追憶売ります」という作品がありました。
(映画「トータル・リコール」の原作、というか元ネタ。)
偽(作りモノ)の記憶を買って、楽しむ娯楽(自分が主人公の映画を見るような感覚)が一般化した社会での話でした。
遠い将来には、こんな事が可能になるのでしょうか。
だとしたら、犯罪捜査で「目撃者の証言」が何の意味もなくなるかもしれません。
その対策として、買った記憶を思い出す場合、「これはフィクションです」という文字が、思い出した映像の片隅に出ていたりして・・・。
「親がそれらしく話した事」が紛れ込んでるかも
しれないです。
小さい頃の記憶の操作^^
記憶にないはずの昔の話を子どもに何度も話して聞かせます。
出来たら写真や映像を見せながら。。。
すると、親が言い聞かせたような記憶が残るらしいのです(-_-;)
実際にはかなりニュアンスの違った出来事デモ
それらしい写真や映像と共に見せられたら
それが真実と思い込んで勝手に自分の記憶として
思い込んで覚えるらしいのです。。。
まあ、親の方も記憶が曖昧になってきているところもアルので
真実は定かでなくなりますけどネ(-_-;)(-_-;)
「思い出してみると、行った事(もしくは、経験した事)がある」
というレベルなら、外部から記憶を操作できなくはないのですね。
副作用の方が怖そうですが・・・。
>四季さん
波乱万丈な冒険の記憶の片隅に、生命保険の広告が出ていたり、
「無料はここまで」とかいって、冒険が突然、終わったり・・・。
「憎いアンティクショーによる提供でお届けしています」 という文字が出ていたり^▽^;
ちょっとした心理操作でできるそうですよ~(汗)。
詳しくは、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%B6%E3%83%99%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%BF%E3%82%B9
だから、目撃者の証言というのは、かなりあいまいな要素があり、
既にアメリカの裁判所では、扱いに慎重だそうです。