Nicotto Town



黒猫目日記95 (盆踊り大会其ノ四)

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姫の里帰りに準じてそれがしも暫しお休みを頂戴した。

ジリジリと炙られるような日差しと暑さに辟易しながらも幾多の山を越えてようやく里に帰り着いた。
世間様ではお盆の時節、それがしもご先祖様の墓に手を合わせて、
不甲斐ない子孫なれどどうか無事お勤めが果たせますよう見守りくだされと心の中で一心不乱にお願いをした。
帰り道で梢から青い柿の実が落ちてきて頭に当たったり、前から走ってきた牛に跳ね飛ばされそうになったり、避けようとして用水に頭から突っ込んでずぶ濡れになったりと少しばかり験の悪い事はあったがこれも修行のうちと気持ちを切り替えてお勤めに邁進しようと新たに誓った。( ̄〜 ̄)q✧
茶太>BUMOMO~?(少しばかり~?)(;´゚ω゚`)

降り注ぐ日差しの元、里は青々とした稲が生い茂っていた。
街のように一昼夜に穂が実る訳ではないが充分に豊作を予感させる。しかし、生い茂っているのは稲ばかりではない。
家に帰るやいなや待ち兼ねたとばかりに義姉上に鎌を押し付けられ終日草刈に明け暮れた。
小さな田畑だが何分兄者は肉体労働には向かぬ方、青い顔をして木陰でへたばっている。
「クロや~~~助かるよぉ~~ほんと(lll´゚д゚`)ゝ助かるよ~~~ぉ~~」
長らく里を留守にしている分たんと兄者を助けて差し上げよう。

ホンの三、四日の逗留だったが草と云う草をむしり壊れた柵を作り直し屋根に登って雨漏りを修繕した。
兄者も義姉上もおじじ様もそれはそれは喜んでくれ
「クロやお前の好物の茄子の煮浸しじゃぞ、焼き茄子はどうじゃ?茄子のぬか漬けもあるぞたんとお上がり。」
「おかわりはどうじゃ、丼三杯じゃ足りんのではないか?」
と、心を込めていたわって下さった。
茶太>BUMOBUMOMO(茄子ばっかしじゃん)(´-ω-`)

土産に山ほどの茄子を頂き里を後にした

街に帰って来ると広場に新しい櫓ができあがっておった。
『キング金魚のやぐら』じゃそうな。
きんぎきんぎょ、いやきんぎょきんぐ、いやいやきんぎょきんぎょ・・ええいややこしい
兎に角でっかい金魚のハリボテがデンと広場に建っておった。
金魚の頭には王冠型の櫓が立ち、金魚鉢の左右に添うように金魚の踊り舞台がゆらゆら揺れていた。

・・・・・最初の櫓とさほど形は変わっていない様な気が・・・
いやいや、きっと驚くような仕掛けがあるのだろう・・・たぶん( ゚ー゚)・・・
・・・・・・・・・・(心なしか茄子に似ておるような気がする)

流石に今は色々探る気にはなれん。早く家に帰って一息入れたいものじゃ

・・・・・・・さすがに晩飯に茄子はもう無し(なす)じゃな(ー_ー)

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2013/08/20 01:34
黒猫殿、親の言葉と茄子の実に、万に一つの無駄はなし。と言うそうでござるよ。
今日も明日も明後日も、無くなるまでは毎日 茄子懐石 でござる。
アバター
2013/08/19 22:00
シンもお墓参りをしないといけないんだけど><
薬を飲んて5日間も休んたから ぼぉ~っとして 
パソコンとにらめっこしましょ!アップップ♪状態だよww




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