ドラマ【名もなき毒】
- カテゴリ:テレビ
- 2013/08/20 17:10:11
【感想】どんどん話が変な方向に…。連続毒殺事件と原田の話は何か接点があるんでしょうかね。今のところ、過去に原田を調べた探偵が、母子家の近所に住んでいるというだけのようですが。もう原田の方は笑うしかないですね。ここまでくると。冬のサクラの航一さんのような不気味さががありますw やはりあの探偵の、どこにでもいる普通の女の子という意見には賛同しがたい…。普通の女の子だとあそこまでやりませんよ。あの性格だとまず友達いないだろうし、家族がもしいたとしてもうまくやれないだろうし、本当に孤独で、何が普通で何が異常なのか判断しづらくなってるんでしょうな。元からちょっと人とズレた性格だったのが、そのせいでもっとおかしくなってしまったのかも。杉村との約束の場所に来なかったのは、「自分を待っている人がいる」という満足感をより長く味わうためでしょうなあ…。日頃そんなことないんだろうし。ちょっとデート気分だったのかもしれないですね。しかし行ってしまえば用件が終わり、その気分も味わえなくなる。だから行かなかったんでしょうね。めんどくせー女。なんだか彼女は女の嫌な部分、惨めな部分をすべて抱えた人物みたいで、宮部もよくこんなキャラクター作ったなと思います。私はもちろん嫌いですが、こういうのを見るのが好きな人もいるんでしょうね。一方の毒殺事件ですが、犯人が名乗り出たはいいけれど、第2と第4の犯行は否認。暁子の容疑も晴れません。第4はいいとして、第2は誰の犯行なんだ…? そして、孫好きのいいおじいちゃんの仮面も次第に剥がれていきます。妻同然に思っている女性に、全財産を残そうとしており、それを知った暁子は強く反発。奈良和子がいくつかは知りませんが、演じている烏丸が58歳なので、多分そのくらいを想定しているのでしょう。アラカンの体が不自由で立ち仕事が無理な女性、しかもキャリアも資格も何もない。恐らくパソコンもできない。そりゃあ就職口は限られるでしょうね。単純労働のパートやバイトのほとんどが、立ち仕事ですからね。暁子は自分がシングルマザーの道を選び、死ぬ気で努力してきて今の地位を築くことができたので、他人にも厳しいんですね。気持ちはわからないでもないですが、それをしようとしてできない人だっているんですよねぇ。むしろ、株なんか持ってる資産家の父親がいた暁子は、シングルマザーとしては恵まれていたんじゃないでしょうか? 父親がつきあう女性の生活をどうこう言える立場ではないと思いますね。かといって、和子に遺産をすべて与えるという父親の決定もちょっとどうかと思いますね。全部でなくていいじゃん? ちょっとくらいは子供に残してやろうと思わないから、娘といがみあうことになってしまったんですよね。暁子も気にしていたのはそこでしょう。ただ私は、暁子が殺したんじゃないと思いますね。彼女が殺したのなら、殺した後すぐに遺書を処分していたはずです。恐らく父親の死因は、第2の犯行と同じ犯人じゃないかと思います。ひょっとしてそれが、原田のしわざだったりして…?w