【題】今年の夏を振り返って
- カテゴリ:ニュース
- 2013/08/25 23:35:49
えーと
今年の夏は、なんだか日本の絵画を見る事が多かった…ような……。
先日MOA美術館に行った次の日に
谷文晁もいってきまして……(最終日1日前)
谷文晁って、酒井抱一の友人だったんですねー。
で、酒井抱一ってば姫路の殿様の次男……
って、どんだけセレブだよ…と、つっこみいれまくりながら見てきました。
…ほんとはここで言えないほどヤバい感想もあったりするので、
そこは割愛で。
全然前情報も歴史的情報も入れずにずっといろいろ見てるんですが、
名前はあまり覚えられなくても絵は覚えられるので、
最近になってやっと、人の関係やら歴史やらが
微妙にわかって来た様な気がします。
最近涼しくなってきたというのに、
やっと「幽霊画」の展示にいくことに。
暑い盛りにいかないと意味ないだろ、と自分にツッコミ。
ををを。今度図書館で探してみます!!
そういえばいま、東京ステーションギャラリーでやってる大野麥風の博物画展も
ちょっと興味があるんですよね。
魚食べてる日本人だけに、魚の絵がどれも緻密で綺麗で繊細で、生き生きとしてるのが
素敵すぎるというか………。
…ルーブルやミケランジェロ蹴飛ばして、こっちに行こうと今思い立ちました!
大感謝です〜!!
前田利保が江戸で本草の会を作ったり、他の藩でも大名や学者などが会員のナチュラリストの会を作ってあれこれ活動されていたそうです。
木村陽一郎の「江戸期のナチュラリスト」などを読むと詳しく書かれています。
そういえば雪の結晶を記録しまくった方もお殿様でしたねぇ…。
お殿様のそういった趣味的派閥などを調べても楽しそうですね。
サロンみたいなもの、あったんでしょうかねぇ。
江戸以降のナチュラリスト、博物学者の多くは暇とお金のあった殿様連中だったそうです。
そういう意味では酒井さんは正統な殿様クラブの一員といえるのかもしれませんね。
人間関係や歴史もわかってくると、また楽しさが増えますよね。