ドラマ【警視庁捜査一課9係】
- カテゴリ:テレビ
- 2013/08/29 13:24:05
【感想】シーズンに1度あったりなかったりの、芸能界が舞台のストーリーですね。芸能界が舞台だと、ロケ現場にテレビ局や撮影所が多くなるため、ロケハンが非常に簡単で金もかからないというメリットがあるので、長く続いている刑事ドラマには結構ありがちなのです。特にテレ朝水9は東映が制作しているので、撮影所が舞台のストーリーも結構ありますね~。さて、今回は珍しく、青柳組と村瀬組が別々の手がかりを追っかけているうちに、加納と浅輪が意外なところから真相を突き止めるという、いつもの係長マンセーのパターンではありませんでしたね。今回も青柳が重要な証拠物件を見つけて、他のグループにそれを教えなかったのはいつもの通りでしたが、小宮山が気にしていた、撮影されたシーンにはなかった怪我の痕、そしてそれに塗られていた薬から、真相がわかったようなものでした。そして珍しく活躍したのが監察医の真澄。まぁ、のっけから係長と一緒にいるところを矢沢に写メ撮られてたので、今回は真澄メイン回ってことだったのでしょうか。最後、カンフー映画に一緒に見に行く人を探しに来て、矢沢と浅輪以外に声をかけなかったところは笑いましたねw 村瀬と青柳は当然ですが、小宮山まで無視されたのは、きっと彼女がアクション映画があまり好きではないことを知っていた…と好意的な解釈をしておきましょうw しかし、ドラマではよく監察医、検視官、科捜研のメンバーが捜査に出てますが、実際はどうなんでしょうね? 特に監察医はお医者さんですから、他にも仕事を抱えているし、要請された解剖だけ行って、現場に足を運んだりはしないと思いますね。そのへんは、確か江角主演のブルドクターでやっていたように思います。江角演じるアメリカ帰りの女性監察医は、現場に行かないとわからないこともあるとよく外出してましたが、周囲のドクターからは煙たがられていたような…w 検視官、鑑識、科捜研なども、要請がない限りは現場には行かないんじゃないかと思いますね。実情を知ってるわけではないですけどねw さて事件の方ですが、酷いはぐれ死でしたねw しかしああいう場合、どうなっちゃうのかな。殺意がなかったので過失致死になるのかな。被害者が加害者を強制的に足止めしようとしたのを振り払ったために起きた事故なので、情状酌量の余地はあるということになりそうです。被害者は加害者を殺そうとまではしていなかったし、状況的に強い力で反撃すれば、転落するかもしれないという予測はできたかもしれないので、正当防衛には該当しない気がしますね。まぁこれは、加害者の証言を全部信じた場合ですが。