ジギル博士とハイド氏を読んで
- カテゴリ:日記
- 2013/09/02 22:21:18
ジギル博士とハイド氏という物語がある。
慈善事業家で博士号を二つ持つジギル。
その友人、弁護士のアタソン。
そしてジギルの助手、ハイド。
物語はこの三人の絡み合いにより語られる。
三人それぞれ仮面をかぶって生きるが、三人はそれぞれの自分の悪意を最後にはオモテに表し、仮面を脱ぎ捨て悪意に身を委ねてしまう。
仮面をかぶって生きる事は「抑圧した悪意」に支配権を譲ることになる。
という事をこの物語は告げている。
抑圧したモノに逆らう事は非常に難しい。
ボクもそうだった。
エゴで他人を助けようとして、言いたい事を言わずに付き合っていてもダメなのだ。
結局、ボクはその友人に言いたい事を全部言って相手にも自分にも深い心の傷を作ってしまった。
仮面を脱ぎ捨てて、素直に自分を表現する事が・・・一見難しそうに見えても。
それが一番やさしい道なのだ。
その分、衝突したり、頭をぶつけたり、痛い思いをしながらでも・・・愚直に生きる方が人はちゃんとその人を支えてくれているのだ。
ある漫画の主人公の好きな台詞にこんな言葉がある。
「自分が引き起こした最悪の状況・・・それに遭遇したら、やる事は一つだ」
「全てを捨てて、今と向き合え」
この台詞を主人公は父親を間違いで死なせてしまい、かつ、世界を破壊する悪魔を蘇らせてしまった実の兄に向って話している。
全てを捨てて、今と向き合え
過去をどんなに嘆いても、帰ってこない。
それよりも・・・それにしがみつかず、今と向き合え。と、主人公は兄に話している。
どうせ人生は波乱万丈なのだ。
そこから学んで、大きくなって、今以上のしあわせを感じて生きていく。
波乱大好き。どんどん来い。
それぐらいの勢いで行こう
私は偉い。あなたも偉い。みんな偉いw。
言霊はあなたを導きます。
仮面を脱ぎ捨てて、自分の悪意を認めて行こう。バランスをとって生きて行こう。
そうしないと・・・「悪意に支配されても」文句は言えない。
自分の悪意を認める真言。
それが「南無阿弥陀仏」。
信じなくてもいい。
あらゆる闇を打ち破る力が、この真言には間違いなくある。
すべての闇を打ち破り、「闇は光」の境地に辿り着ける人が現れることを祈る。
改めて読んでみようかな……!
昔の記事まで失礼しました。
今日のお話は、何故だか難しく感じました。
でも、ありがとうございました^^。