黒猫目日記番外 (金魚の掬い収め)
- カテゴリ:ニコット釣り
- 2013/09/03 14:08:31
金魚すくいのランキングで入賞しました。
2013/09/02
順位 | モード/段位 | 得点 |
---|---|---|
8位 | 金魚すくい~2013~ | 214 |
盆踊りも終わり賑やかな夏が終わった。
金魚すくいの屋台も引き上げられる事となったと云うので最後に掬い収めをした。
この夏中随分と掬いまくった物じゃ。
一度に100匹近く掬う上に錦鯉まで入って居るので器は金魚で山盛りじゃ。
時折放り込み損ねて器の手前にぼちゃんと落っことしてしまうこともあった。
されど、たかが金魚掬いと侮ることなかれ、意外にも修行になるものであった。
端っこから顔を覗かせる黒や青の金魚を一瞬の内に見極め素早く大量に掬うのじゃ。
しかし、ただ点数の高いものをいたずらに掬っているだけではあっと云う間にポイが傷んでしまう。
ポイを長持ちさせるためには掬ってから器へ運ぶ時間を出来るだけ短くすることじゃ。
その為にはなるべく器の近くに寄ってきた金魚を一瞬で掬い上げ一気に放り込まねばならぬ。
ほんのひと瞬きの早業を求められる。
錦鯉なども手前の手すりまで降りてきたところをさっと掬って放り込む。失敗は許されぬ。
出来ればひと掬いに2匹、3匹と複数の金魚を掬うのがよい。
ほんの一分ほどの間じゃが極度の集中力と正確な動きがが求められる。
走る金魚の動きを先に読みそこへポイを持ってゆく まるで武道の動きではないか(`・_・´)
金魚の動きを見極めた今なら真剣白刃取りさえ容易く出来そうじゃ。
しかし、上には上がある。
それがしは200点超えるのに青息吐息であったが260点を超える猛者も居られる。
どんな豪の者かとお顔を拝見すれば随分と可愛らしい方々であった。
まっこと、人は見かけによらぬもの。