改易蟄居
- カテゴリ:勉強
- 2008/12/17 07:21:30
改易蟄居(かいえきちっきょ)
意 味: 武士の家禄を没収して士籍から除く刑罰と、表門を閉めさせ一室で
謹慎させる刑。
解 説: 最も重い刑は「切腹」。
改易(かいえき)とは、律令制度では現職者の任を解き新任者を
補任することを、鎌倉時代・室町時代には守護・地頭の職の変更を
意味した。
江戸時代においては大名、旗本などの武士に課せられた刑罰を
意味し、武士の身分を剥奪して所領と城・屋敷を没収することをいう。
除封ともいう。また所領を削減されることを減封という。
蟄居(ちっきょ)とは、中世から近世(特に江戸時代)武士または
公家に対して科せられた刑罰のひとつで、自宅に謹慎するもの。
幕府や領主などから命じられて行う場合と、命じられる前などに
自発的に自宅に謹慎する場合もあった。江戸時代には
蟄居・蟄居隠居・永蟄居などに分けられていた。
また、減封などが付加される場合もあった。