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TAKEのつぶやき


☆固定為替相場と変動為替相場

1固定為替相場制度(FixedExchangeRateSystem)
外国為替相場の変動を、固定あるいはごく小幅に限定する制度で、昔はIMF通貨体制のもとで加盟国が採用することを義務づけられていました。加盟国は自国通貨の為替平価を設定することが義務づけられ、その基準相場のマージンを平価の上下各1%の範囲内に、裁定相場のマージンを裁定平価の上下各2%以内に維持しなければならず、政府の金融政策の努力を強いられていました。
純粋な固定相場制は金本位制までです。それからは、他の通貨に連動するようになり、現在では固定連動相場制がとられています。これは、固定相場制といっても自国通貨を基軸通貨に連動させるものです(ペッグ制)。

2変動為替相場制度(FloatingExchangeRateSystem)
異なる通貨の交換比率を定めるのに、一定比率に固定せず市場の需要と供給によって変動させる制度です(フロート制)。
これは2つの経済基本原理に基づいています。すなわち、一つは需要供給の関係で、需要の方が強いものは値段が上がる、もう一つは値段が安いものは買われるというものです。この二つの原理は実は相関性を持っていて、完結していきます。この説明を通貨であらわしたものが変動相場制です。
70年代初頭に行われたアメリカ・ドルと金の交換性停止は、固定相場制度の崩壊であり、変動相場制への変更でした。




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