拡散中
- カテゴリ:日記
- 2013/09/28 19:05:04
ベテルギウス超新星爆発!
数カ月以内に2つの太陽が地球を照らす!
専門家「科学的根拠を欠いたデマ」
http://rocketnews24.com/2013/09/27/373127/
・・・というニュースを見かけました。
詳細は、これ(↓)のようです。
http://japanese.ruvr.ru/2013_09_25/121906482/
デマの特徴として「出所がアヤシイ」というのがありますが、「内部情報」、「国内メディア」という言葉があるあたり、怪しさ120%増量です。
東工大の教授が熱心にツッコミを入れています。
http://togetter.com/li/569414
一番、笑えるのは、元の記事の写真に肝心のベテルギウスが写っていない、という点。
どうやらカットしてしまったらしいですが・・・。
「月刊星ナビ」の2013年2月号に、ベテルギウスの超新星爆発についての特集が組まれていました。
その記事によると、ベテルギウスの超新星爆発についての問い合わせは、かなり多いそうです。
記事自体も「よくある質問」のような形。
今回は、興味のある分野の話なので、すぐおかしい、と思いましたが、そうでない分野の話だったら、デマを広める側に回ってしまうかも・・・。
どちらも淡々と説明しているので、釣ろうとした側(?)から見たら、期待外れかもしれないです。
という、ストーリーなのかも^^;;
こういうものは一度出てしまうと、一人歩きしてしまいますね。
いくら後から、正しい情報を流しても、届かない人には届かないですし・・・。
>カトリーヌさん
「月刊星ナビ」の2013年2月号には、詳しい記事があります。
それによると、今の時点で言えるのは「1万年以内には爆発するだろう」という事だけ。
ちなみに、ベテルギウスの超新星爆発ではガンマ線バーストを起きないと考えられているそうです。
NHKのサイエンスZEROでも、将来、爆発するかもしれないって、
以前詳しく紹介してましたよ~。
でも、ロケットニュースのように、
天文学規模のお話に、数カ月という数字は不可能ですわ~~(笑)。
でも爆発したら、ちょっと見てみたい気も~(苦笑)。
爆発に伴うガンマ線が降り注いできそうで、だいじょうぶかしら?
数万年単位の時差が当たり前にある世界なのにw
そもそも地球との距離さえ正確にはわかってないのにねぇ・・・
数年前に200光年くらいずれたようですし。
ぜひこの東工大の先生にTV等に出てもらって、正しい知識を披露していただきたいものです。