Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【クロコーチ】【都市伝説の女】

新番組 クロコーチ
TBS 金曜夜10時~

【あらすじ】神奈川県警捜査ニ課の刑事・黒河内は、ある夜県会議員の郷田に、愛人宅へ呼び出される。郷田は痴情のもつれでカッとなって愛人を殺してしまい、その後始末を黒河内に依頼した。黒河内は愛人宅に隠していた裏金の500万と引き換えに請け負う。翌日、県警の捜査がその愛人宅に入った。捜査には捜査一課に赴任したばかりの新人女性警部補・真代も加わっていた。そこへ黒河内が現れ、夕べ自分が現場で郷田と会っていたと話す。

【感想】見ようかどうか迷っていたため、半分ながら見だったのですが、なんというか今時珍しいダーティで刺激的なドラマです。刑事ドラマの範疇に入るのかどうか、ちょっと疑問。何しろ主人公の刑事が、脅迫、収賄は日常茶飯事、不法侵入、器物損壊、監禁、挙句の果てに人まで殺しちゃうんだから、常軌を逸してます。しかし彼と敵対する勢力は、もっとスケールがデカくて、クロコーチが人を殺したのは、自分を襲撃してきたのでやむを得ずという感じでしたが、その勢力はとにかく邪魔な人物はすぐに殺すし、警察と癒着していて罪は揉み消すし、まさに毒を以って毒を制すという言葉がぴったり当てはまりますね。ダーティな刑事が主人公という予備知識はありましたが、ここまでとは思いませんでした。本当に、どこの国の無法都市かと思うくらい、悪いやつしか出てきません。唯一の清涼剤が剛力演じる警部補ですが、すでにクロコーチに取り込まれかけてますしねw 青年誌に連載中のコミックが原作というのが理解できますね。よくある刑事ドラマの鉄則として、大罪を裁くために微罪を許すなかれ、というのがありますが、まぁ、不法侵入などの本当の微罪はともかく、殺人のような罪を許すことはまずないのに対し、クロコーチは自分で殺した死体を埋めちゃったりするようなやつですからねw 刑事ドラマとは言えないですね。犯人はもうわかっているわけですから、それをどうやって追い詰めるかが主題となってくるわけで、ミステリーとも一線を画しているし、強いてジャンル分けするとしたら、クライムサスペンスというのが一番合っているのかな。長瀬演じるクロコーチは、とてもギラギラしたおっさんで、話も血腥く、全体的に泥臭いイメージがあるのですが、それを小気味よいBGMや編集で、うまく今風にまとめてるなと思いました。底知れぬ闇の世界と、それに対抗していくアンチヒーローの醸す雰囲気は、ケイゾクとかSPECを思い起こさせます。そういえば同じTBSですしね。うん、これは結構面白いかもしれない。ヒロインが剛力ということで敬遠する人もいるかもしれませんが、私は剛力はそんな嫌いじゃないんで平気です。最近ちょっと若い頃の西田ひかるに似てるなと思い始めました。剛力が苦手な方は、他に香椎も出てますし、夜10時だからか、おっぱいなんかも一瞬ですが映ったりするので、それを目当てに見てみてはいかがでしょうかw キャスティングは演技力重視のなかなか渋い俳優さん揃いですので、女性の方はそちらでw 特に渡部篤郎の悪役ぶりは見物ですが、かっこよすぎて県知事に見えないのよねw その県知事、今回逮捕されましたが、まだまだこれからも出てくるようで、どういう展開のなるのか楽しみです。


 
新番組 都市伝説の女
テレビ朝日 金曜夜11時15分~

【あらすじ】FBIに出向していた都市伝説オタクの美人刑事・音無月子が帰国した。月子は早速帰国した目的の、富士山に関する都市伝説を語り合うシンポジウムの会場となる富士山麓へと向かう。そこへ警視総監になったばかりの武重治が現れた。月子のため、警視庁内に都市伝説が絡んだ全国の事件を追う非科学事件捜査班(略称:UIU)を設立し、月子の元上司・丹内市生を班長に任命。月子UIU設立にあわせ、警視庁に復帰することに。その矢先、本栖湖の湖畔を散策してた月子と鑑識課員・勝浦洋人は、UMA研究家・中野修二の死体を発見する。

【感想】FBIとは名ばかりの、まぁいつもの月子ですねw 前シリーズと比べ一部のレギュラーが交替しただけで、ノリは何ら変わりません。あと前作と違うところは、前作は普通の捜査課所属だったのに比べ、今回はUIUという顔文字のような新設部署に所属しているところ。まぁ、捜査課だと月子の行動は上司の命令をまったく聞かない単なる変人の勝手な行動でしたが、UIUとなると月子の行動がUIUの本道みたいなものですからね。変人であることには変わりはありませんが。あと、今回のように東京以外の場所にも出向きやすいようにしたのでしょう。東京ばかりでは都市伝説にも限りがあるでしょうし、地方にもたくさん面白い都市伝説がありますからね。しかし、武は本当に月子を電波塔…ではなく、広告塔にするためにUIUを設立したのでしょうか。確か武は以前、宇津井健演じる謎の老人とつながりがあるような設定だったと思います。なので、月子を広告塔にするというのは、UIUという奇天烈な部署を設立する警察内部への言い訳であり、本当は確固とした意図があるのかもしれません。さて今回の事件ですが、本栖湖には本当にモッシーの都市伝説があるみたいですね。まっっったく知りませんでしたけど。しかし、現在ではネス湖のネッシーも捏造であったという説が有力なので、さすがにないかな…とは思いますね。本栖湖の大きさはかなり小さく、琵琶湖の約0.7%の大きさしかありません。いくら深いとはいえ、そんな大きな動物を養えるほどの栄養分があるとは思えないんですよね。ずっと生き残っていることを考えると、少なくとも2~3個体は存在しているわけですからね。もっともワニや小さめのサメくらいの大きさなら、不可能ではないかもしれないです。まぁそれはさておき、ミステリー部分の方は緩い感じでした。25年前の父親の失踪、母親が遊覧船で働いているという僅かなヒントしかありませんでしたしね。まぁでも、あの子たちが見たモッシーの影は、どう見てもアヒルさんボートにしか見えなかったので、遊覧船という言葉がどっかで引っかかってて、最後に犯人がわかった時、やっぱそうか~と思ってしまいました。アヒルではなく龍だったのが意外でしたが、そのヒントも龍神伝説という形で語られてましたねw また、須藤理彩が出落ちでした。他にも窪塚俊介というよく犯人役をやる人も出てたのですが、最近須藤の負のオーラがハンパではないんですよね。朝ドラのヒロインやってたのにね…。

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2013/10/14 11:38
本当に、ややメンツは変わりましたが、メインキャラはそのままですよねw
妹がいなくなったのかと思いきや、やっぱり絶妙のタイミングで出てくるしw
長澤は相変わらずスタイルがいいですが、あのスタイルのよさは足の長さだけではなく、
腰がキュッと細いからではないかと思いました。
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2013/10/13 23:21
新番組 都市伝説の女
月子は、いい意味で、あいかわらずでしたね~ミステリー好きには、物足りないかもしれませんが、キャラクターが面白くて、楽しめそうです♪



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