人々を熱狂させたパンプキン王家のパレードは終わり、街は静寂に戻った　と、思ったら新たな陰謀がその裏で密かに起こっていたようじゃ。

パンプキン王より再び書簡が届いた。
何と邪悪な魔法使いの手によって再びパンプキン王国が封印されかねぬそうな。
それを防ぐためには「聖なるカボチャ」の作り出す「カボチャクリスタル」なるものを沢山集めねばならぬらしい。
古来より水晶には不思議な力が宿るとされておる。
王家に伝わるソレなればきっと強大な力を秘めておるのであろう。

早速広場に赴けば巨大なカボチャが鎮座して居った。どうやって運んできたのじゃ？
やや、あれはパンプキン王とその妃ではないか。バルコニーには王子と姫の姿も見える。
ありゃ？パレードでは中々の美丈夫であられた王家の方々はまたもや珍妙な・・いや、可愛らしいお姿で人々に助力を乞うて居られる。
まさか、影武者(´・ω・｀)？いや、もしかしたらあの美丈夫な方々の方が影武者やもしれぬ。いやいや、詮索しても始まらぬ。

「カボチャクリスタル」なるものは特殊な鍵によって作り出されるものらしい。
その鍵をいかに手に入れるかと算段しておったが・・・試しに店に寄って見ればちゃっかり売っておった。
しかし、この街の店は何でも置いておるなぁ(￣◇￣)b　と、ひとつ下っださいな～

兎も角鍵を手に入れ鍵穴に合わすと不思議な光とともに色とりどりのクリスタルのカボチャが転がり出してきた。
ああ・・(//∇//)＿ↂ✧それがしの収集癖をくすぐるような実にキラキラしたカボチャじゃ。
むっ！Σ(ﾟдﾟlll)あれは何じゃ！天井に何かいる。猿か？翼の生えた猿じゃ！

もしや、魔女の手先か！うぬ、こちらの様子をああして伺っておるのじゃな。
何とか退ける方法は無いものか。おお、そうじゃ！
この転がりだしたカボチャめをぶつけてやろう。
えい！(　｀・_・´)ノ　－－－－－－－ↂヒューーーン
ガチャーン☆
わわわ、しまったヽ(´Д`；)ﾉ壁にぶつかって砕けてしまった！もう少しで天井の明かりを打ち落とす所だった。

ううう、～(（⦅(；￣◇￣)ﾉノ魔女を追い返す前にこっちがつまみ出されそうじゃ