Nicotto Town



レコード

初給料が出たので、レコードプレーヤーを買ってしまった。


1980年(昭和55年)頃に作られた物
DENON DP-60L
今で言う半オートプレーヤーって感じ。
指定位置まで針を移動して、回転数のスイッチを押すと
ターンテーブルが回り出して針が自動で落ちる。
演奏が終わると、ターンテーブルが停止し
その場でアームがリフトアップするだけ。

当時のものだと演奏が終わってもターンテーブルが
回りっぱなし、アームもそのままで、
演奏途中で寝ちゃったりすると針もレコードも
痛んじゃうってものの方が多かったのかな。

値段を見ても中級機ぐらいになるか。
とは言っても、当時の私は13歳
中学1年生ぐらい、
もちろん、オーディオになんて興味はなかったし
普通に買えるような値段でもなかったけど・・・
まぁ、レコードをカセットテープに録音するなんていうことは
当時からやってた。

あの頃聴いていたのは、アリスとかかな(笑)

カートリッジ
Ortofon MC20 MkⅡ
1979年〜1987年ぐらいまで
始めて聴いているから、あまりはっきりしたことは分からないけど
今まで使っていたSONYのMMカートリッジより、
丁寧に音を拾っているような印象がある。

あれ、このレコードこんな音入ってたっけ・・・みたいな。
音質が全く違っているから、
別なレコードを聴いているような気にもなるし、
新しい発見があるような感じもする。

このカートリッジはもともと針交換はできないもので
メーカーに交換依頼をするとユニット交換になり
当時の値段で37,000円もかかっていたらしい。
今ではもうユニット交換もできないから、
ダメになれば、二度と同じ音を聞くことはできなくなる。

今となっては希少というか貴重な物になると思う。

デジライズされた音楽はCDなどに数値として記録されているから
元々の音質が変わることはあり得ない。
好みの音を作るにはイコライザーを使って、
デジタルの値を上下に変えるわけだし、
やれないことはないってぐらい、どんなことでもやれると思う。

レコードの音をデジタルに変えて再生することも出来ると考えれば、
キズや雑音までもがデジタルの数値に置き換えられ
正確にレコードの音も再現されるんだろうなとも思う。

片面20分・・・その度にレコードを返して
針を動かして、演奏スタート

寝てる暇もない、

寝るなら、CDでいい。

聞き流すのではなく、
音楽の中に溶け込むとでも言えばいいか。

限りある再生回数。
聴けば聴いただけ、レコードはすり減り針もまた消耗する。
交換できない針、修復できないレコード。

動かずにじっとしていられる時間は20分
だからこそ、至福の時間になり得るんじゃないかとも思う。









アバター
2013/10/24 01:15
音と一緒に至福の時が流れる、素敵な空間ですね。憧れます。
幾度となく繰り返すことができても、その都度変わっていくような。

ちょっと慌ただしくしていると、逃してしまう、
なかなか味わえない貴重な時間だと思います。
どうぞゆっくりと、ご堪能下さいませ……
アバター
2013/10/24 00:46
こんばんは^^
ステレオプレーヤーで音楽を聴くこともなくなってしまったから、懐かしいですね^^
私はSANSUI(確か。。)のプレーヤーを昔お祝いで買ってもらった事がw
もういまは無いメーカーですね^^;
音はやっぱり良かったです。
よくヘッドフォンして聴いてたのを思い出しました^^
DENON のプレーヤー、大切にしてくださいね^^



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