珍鳥不要
- カテゴリ:日記
- 2013/10/27 16:55:38
とりぱん 15
とりのなん子
講談社
「身の丈ワイルドライフ」がキャッチフレーズのコミックエッセイ。
ほとんど日常風景だけなのだが、早くも15巻目となっている。
珍しい鳥は登場しないのに、これほど長く続くのはスゴイと思う。
逆に言うと、大きな起伏がないからこそ、安心して読める、という人が多いのか。
毎回、感心するのは観察眼の鋭さ。
本当に鳥達の行動をよく観察している。
・・・というか、よく飽きずに見ていると思う。
ただ思い返してみると、自分も同じ所へ何度も行って写真を撮っているので、その辺りは人の事は言えない、という気がしてきた。
今回、本編より、読者からの投稿エピソードの方にツボに入るものが多かった。
野良クジャクや、犬にケリを入れるカラス、人間のワナを手玉に取るネズミなど。
自分の家の周辺には、そんなエピソードなどない、と思うのは先入観で、少し周りを見回してみるだけで、面白いエピソードに溢れているのだろう。
ところで、そろそろ冬の渡り鳥がやってくる時期。
またカメラを持って出かけてみよう、と思う。
日常を描いているだけに、震災の時は、かなり生々しかったですが・・・。
震災で被災されたのにはどきりと致しましたが、続いて一安心。
小さな鳥もけっこう気性が荒かったりして、見る目が変わりますww