Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【八重の桜】【ハードナッツ!】

八重の桜
NHK 日曜夜8時~

【あらすじ】政府から下野した大隈重信が、早稲田大学の前身となる東京専門学校を設立。も同志社大学を設立しようと、病をおして活動を続けていた。一方山川家では、10年に渡るアメリカ留学から帰国した捨松が、就職できずに困っていた。まず女性の就職口というものが日本ではほとんどなく、その状況に捨松は自分の10年間は何だったのかと失望していた。そんな妹を見かね、八重を訪ねて同志社女学校で捨松を雇ってくれと頼み、は快諾する。

【感想】今回は面白かったなぁ。鹿鳴館の華と謳われた大山捨松の結婚エピソードでした。この話はwikipediaの大山捨松の項に詳しく書いてあります。ドラマでもかなり劇的でしたが、実際もかなり劇的だったようです。実際は、八重が絡んだというエピソードは見当たりませんでしたけど、腕相撲対決の件は面白かったのでよしとしましょうw 大山に女の八重が挑むというのは、何か不思議な気がしましたが、八重の力自慢は男のも勝るとも劣らないという話でしたしね。綾瀬の細腕ではとてもそんな怪力の持ち主には見えませんが、実際の八重は、夫にも美人とは言えないといわれるくらいですし、残っている写真を見ても、当時の基準としても美人ではないだろうなぁと思われるくらいのご面相の上、ちょっと小太り?に見えますよね。これならまぁ、力があっても不思議はないし、男に混じって鉄砲撃ってても女だと気づかれないかもしれないですねw 一方の大山捨松ですが、こちらはかなりの美人で、その劇的な人生は八重の代わりに大河ドラマになっても不思議ではないくらいですね。大山との夫婦仲も年齢差はあれどかなりよかったようで、大山は晩年従兄弟の西郷と同じく太ってしまったと言います。ただこちらは恐らく幸せ太りでしょうなぁ。大山はジュネーブに留学していた経験があり、その影響か、ビーフステーキと赤ワインが大好きだったそうです。アメリカ留学をした捨松を後妻に迎え、ドイツの古城を模した屋敷に住み、かなりの西洋かぶれだったようです。賊軍と言われた会津生まれの女性と結婚しようとしたのも、留学によりグローバルな考え方ができるようになっていたからなんでしょうなぁ。この人も面白い人物です。ただ、反町はかっこよすぎますねw 私なら、見た目だけなら荒川良々を推薦しますw さて、10月もそろそろ終わり、八重の桜も最終回が近付いてきました。まだもう一波乱ありそうですが、そろそろあの人が退場ですね…。また寂しくなります。八重はこの当時かなり長生きした方なので、どんどん親しい人に先立たれますなぁ。


 
ハードナッツ!~数学girlの恋する事件簿~
NHK-BSプレミアム 日曜夜10時~

【あらすじ】湯沢に車を奪われた滝田という男が、湯沢の共犯者ではないかと疑ったくるみは、伴田とともに滝田が経営する工場に足を踏み入れる。そこでくるみ滝田の遺体を発見。事情聴取のため警察を訪れたくるみは、今まで伴田に協力してきたことを管理官の小林に説明するが、小林は15年前に湯沢が起こした爆発事件で滝田の幼い息子が犠牲になっており、共犯者である可能性はないと言う。

【感想】いや、そこは疑ってかからないとw 脱走犯がたまたま奪った車に乗っていた人物が関係者だったなんて、偶然とは思えませんよね。相変わらずこのドラマの警察は徹底的に抜け作ですね。どこの地方警察署だよってくらい。さて、さすがに後編では、数学による暗号解析という、題材にふさわしい場面が出てきましたが、いざ実際専門的な数学の話になると、さっぱりわからないw ガリレオなんかはまだ物理とか化学の話で、知識はなくとも再現実験などで目に見える効果があったのでわかりやすかったですが、数学は脳内と数式のみで確立するからなぁ。せいぜい見えてグラフとかでしょ。くるみが何かすごいことを解明したというのはわかるのですが、それがどれだけすごいことなのかがまったくわからないw あ、ただ伴田が難病に罹っているという話、あれはわかりやすかったです。1万人に1人の確率で発病、検査の精度が99.9%。一見絶望的に見えますが、99.9%というのは1万人に10人は検査に失敗するということなんですよね。なので検査で引っかかった人の発病率は1/10という話になったと思います。確か以前ためしてガッテンで同じような話をしていたと思います。統計学のマジックなんですよね。広告なんかでもよくこういう統計学のマジックが使われていて、宣伝している商品の性能や人気を誇張するため、わざとよく見える部分のみ強調して表示していたりするので、統計みたいな数字が出ててもそれを鵜呑みにしたらいけません。最後、湯沢が乗っていた車がぶっ飛んだのには驚きましたね。あれも何かのトリックで、実は湯沢は車から抜け出していたんじゃないかと思ったりしましたが、そうか、今回の脱走劇自体が、湯沢の被害者遺族が仕組んだ罠だったのか。何人も死者が出たのに無期懲役っておかしくね?て思ってたんですよね。しかし、数学者にしかわからないような難解な暗号を、よく彼らが用意できましたよね。数学ってがんばって勉強してもわかるようになるようなものではないと思うんですよね。特に文系に生まれついた人間は、天地がひっくり返ろうと数学なんか一生わかりゃしません。それは私がそういう人間だからよく知っています。なので、あの暗号を誰が作ったのかがはっきりわかれば、もっとよかったように思います。プロット的には前回イマイチだったのを多少挽回したかなと思いますね。ただ、やはりあまちゃんでクールビューティを演じていた橋本愛の変人演技がイマイチ受け入れられないw 少し中途半端のような気がするんですよね。それはやはりまだ10代という年齢のせいなのか、それとも演出自体がなってないのか、私にはわかりませんけども。あと、全編に流れるクラシックを編曲したBGMですが、あれはチャイコフスキーのくるみ割り人形ですね。主人公の名前がくるみなので、それにちなんで使っているのでしょう。また、ハードナッツというタイトルに使われている言葉には、難問とか変わり者といった意味があるそうです。まさにこのドラマにぴったりの言葉ですね。くるみの名前はそこから取られたのでしょうか。それと、初回が9時スタートだったのに、今回は10時スタート…。何故? 10時が普通なのかな? だったら安堂ロイドを見るのをやめてまで見ることにした意味がですね…。まぁいいかw

アバター
2013/10/29 18:48
おらもわざと負けたと思ったな。
アバター
2013/10/29 12:36
それまで八重優勢だったのに、捨松が「大山さま!」と叫んでから、
急に八重の気力が萎えたよねw わざと負けたのかも?と思った。
アバター
2013/10/28 16:18
本当に今回は特に面白かったね。
「今回は負けて良かった」には参ったw
鉄砲撃ってて明治にも生き延びた、八重にしか言えないセリフだな。



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.