Nicotto Town



黒猫目日記102 (ニコ店開業)

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畑で取れた野菜を売って多少の利潤を上げてはいたが、これまでは使える貨幣が限られていて精々農具や庭の飾りぐらいしか求めることが出来なかった。
しかし、その農業貨幣は廃止となり、変わって街の流通貨幣であるCコインを頂けることと相成った。
それに伴い商業権まで発行されこの度自宅で店を営業できるようになった。

それがし、こう見えて料理の腕前は中々の物で御座るp( ̄ー ̄)✧
小さい頃から兄上の手伝いをしておった故に魚の三枚おろしから大根の桂剥きまでお手の物じゃ。
何といっても丹精込めて作った畑の野菜を訪ねて来られる方々に振る舞えるのが何とも嬉しい。
早速、納屋の一角を改造して店を拵えた。
しかし、折角店を開いても常に店に詰めて居るるわけにも行かずどうしたものかと思案していたところ、街の方より従業員を斡旋してくれると云うではないか。実に有り難い話である。

店を構えてみたもののさて、どういった品を置いたら良いものか・・・(´・ω・`)
野菜だけの料理と云うのも味気ないし、と悩んでおると手伝いに来てくれておった羊さんが
「ご主人、畑で手に入れられない材料はニコ店ショップに行けば手に入りますよ。」
と、教えてくれた。
おお、なる程店舗に材料を下ろす仲卸があるのじゃな。
どれどれ、やや、卵がある牛乳や魚の切り身も置いてある。
あれは!肉ではないか!有り難い。
えーと、鶏肉、豚肉、牛肉と・・・おや?何か書いてある。
『大豆肉』・・・・偽物の肉か?本物は無いのか?とぶつぶつ呟いていたら店番の動物店員に怖い目で睨まれた。
そ、そうか(((( ̄◇ ̄;)ノノこの街の役所や職員の大半は動物たちが行なっているから本物の獣肉は御法度なのじゃな。
思わず地雷を踏むとこじゃった。桑原桑原。

兎も角材料も手に入れた事だし、料理を作って店に並べてみた。
すると、ひっきりなしに来客があり思いのほかの売れ行きじゃ。
茄子味噌田楽や鮭の塩焼き豚汁と思いつくまま料理を作っていたが・・・ありゃ?材料がない。

しまった!(; ̄□ ̄)畑の野菜はこの前売りさばいてしまった処じゃ!
これでは折角店を開いても売るものが無いではないか。
ひとまず、準備中の札を出して農作業に勤しむとしよう。

げに、商売とは難しいものじゃ(ー_ー;)。

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2013/11/02 15:01
確かに、商売とは気楽に見えてなかなか難しいものですなぁ・・・><




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