Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


金木犀の咲く頃


金木犀の咲く頃
うっすらといい香り
道に香りを巻きながら
心を癒してくれる


金木犀の咲く頃
小さな花が落ちる
香りを残しながら
鮮やかなオレンジ色に染まる


金木犀の咲く頃
あなたから届いた一通の手紙
結婚するよとの招待状
私の心は届かなかった


彼女がいることは知っていた
私の片恋だった
それでもそばにいたかった
何時か振り向いて欲しかった


泣いた 泣いた
幸せになるのに泣いた
彼がまぶしくて泣いた
心が痛くて泣いた


振り向いてくれるなんて
私のでっちあげ
愛する人とと結ばれる
それが彼の幸せ


金木犀の咲く頃
招待状に丸を書いた
彼が幸せになりますように
出席の丸は偽りの私




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