ある涙の物語
- カテゴリ:30代以上
- 2013/11/03 04:08:20
ある時、私のワークショップの後で、一人の参加者が次のような話を聞かせてくれた。
小さい頃からずっと、彼女が手をベッドの横から下にたらすと、誰かの手が、
とてもやさしく、彼女の手をにぎってくれたものだった。どんなに不安に感じていても、
その手の感触は彼女を安心させてくれた。
たまたま偶然に、手がベッドの脇に出て、その手にぎゅっとにぎられると、
彼女はびっくりして、思わず手をひっこめてしまうこともあった。
すると、にぎりしめた手も離れてしまうのだった。
どんな時に手をのばせばなぐさめられるか、彼女にはよくわかっていた。もちろん、
ベッドの下に誰かいるわけではなかった。彼女が成長して大きくなっても、その手は
いつもそこにあった。結婚しても、彼女はこのことを夫に話したことはなかった。
あまりにも子供っぽい話に思えたからだ。
最初の子供を身ごもった時、この手は姿を消してしまった。彼女はこのやさしくて、
親切な友達がいなくなってしまって、とても悲しかった。この友達のように、やさしく
手をにぎってくれる人は、他にいなかったからだった。
赤ちゃんが生まれた。愛らしい女の子だった。生まれてすぐ、二人がベッドで寝ていると、
赤ちゃんが彼女の手をにぎった。その時、急にあのなつかしい感覚が、彼女の心と体に
力強くよみがえってきた。
彼女の守護天使が戻ってきたのだった。彼女は感激のあまり、至福の思いの中で
泣いてしまった。そして、肉体を超えた永遠の愛のうねりとの深いつながりを
感じたのだった。 「魂の伴侶」より
オイラも何かに守られているのかな~?w
コメント・ぬちぐすい&ステキありがとうございます(๑→ܫ←)ノ♫♬
にこちゃんの人生も守護天使が温かい心で見守ってますよ♪ 感謝の心、大切にしようね。
僕たちはみんな誰かに見守られて生きている感じがしますね^^b
素敵なお話、有難うございます。
見えないものは信じないという方もいらっしゃいますが、私は幾度も守られていることを
実感する経験がありますから とても暖かい心持になりました。
誰しも一人でなく 支えられて生きている。見える人にも見えない人にも。
感謝です。
今日はぬちぐすいですね^^ &素敵どうぞ^^
今度は自分が守ってあげる番になったようにもおもいますが ✿。(◠‿◠)。ღ.:*・゚。
優しい素敵なお話ありがとうございました。