Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


クリスマス前


量雑誌を開きながら
少し早いけど
クリスマスに行く
白銀の世界を
あなたと決めていた


「どこがいいかなぁ」
頭をひねるあなた
ほほ笑むだけの私
あなたの笑顔さえあれば
どこだっていい


「やっぱりあそこがいいんじゃない?」
彼がアルバイトをしていた高原
知り合った私たち
私たちの軌跡を作ってくれた高原
泣いた時もうつむいた時にも


泣いた時もうつむいた時も
あそこが見つめてくれた
今は私は一人になって
なにを見つめているのだろう
ぼんやりと 涙を隠して


もう戻らない
旅行雑誌も捨てた
思い出も捨てた
思い出も捨てた?
今年も秋が来た




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