規制結婚
- カテゴリ:小説/詩
- 2013/11/05 15:45:47
秋の一日に
体を寄せ合って歩く
あなたの体温がいとしい
私の体温が移りこむ
腕をからみながら歩くあなたもおなじだtt
いちずな夢を見ていた
それはあなたも同じだった
何時か二人は結ばれて
いとおしい時間を過ごすはずだった
信じていた
泣いた
思い切りないた
切なくて泣いた
気持ちを整理できなくて泣いた
こんなことがこの世にあるのか
今時の社会にあるのか
あなたは去って行った
決められた人の元に
いとおしい私を残しながら
切ない想いを残しながら
何時かお互いに
幸せな家庭を持つのだろう
あなたのことも忘れて
私のことも忘れて
でもこの日々のことは忘れない
今でもいとおしいのはあなた
バージンロードは歩けなかったけど
忘れないで 私のこと