Nicotto Town


ひまわり畑を眺める一匹猫


食材偽装

流行ってますねぇ。。。

そもそもですよ、我が国の食品に対する安全性は高いんです。
海外からの輸入にしても、相当なチェックが入っているはず。
つまりは、消費者に付加価値が付いているように思わせるため・・・
もっと言うならば、購買意欲を書き立てるための偽装なんすよ。

では、元・・・ではありますが料理人である私が語りましょう。
いい食材を手に入れたのならば、料理をする必要などないんですよ。
例えば、大間のまぐろがあったとします。
これを一番美味しく頂くには、お造りにしてわさび醤油で十分なんです。
強いて言うならば、魚肉の組織を壊さぬように柳刃包丁で丁寧に引き切りをする事。
それだけです。

では遠洋物の冷凍のまぐろの赤身はどうでしょう?
お刺身にしても冷凍を戻しただけで魚肉のエキスが出てしまい、風味は失われてしまいます。
そこで、エキスが出てしまった魚肉に、お醤油ベースのタレを染み込ませる、いわゆる「づけ」という調理法が確立されたのです。
あるいは、脂身が少ない赤身にオリーブオイルを使用した「カルパッチョ」や、マヨネーズやアボカドを使用したソースを付けてみたり。
色々と調理のし甲斐がある食材なわけです。

まぁ、安い食材を使ってボッたくるなど、料理人として言語道断。
しかし、なぜそんなボッたくり商売が成り立っていたのか?
それは、食材のブランド化を有難がる消費者にも問題があるのではないでしょうか?
「〇〇の××を使った△△△△△」等というメニューに飛び付く、俗物根性。
我々消費者が、しっかりと自分の味覚と臭覚で料理のクオリティを判断すればいいのです。

ほら、昔いたじゃないですか。
とある新聞記者のお父上で、稀代の陶芸家であり美食家のお方が。

「誰だ!この料理を作ったのは!材料自慢をするような料理人は、わが美食倶楽部には必要ないわっ!」

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2013/11/10 23:09
心をこめて作ってれば美味しいもんです。
なんか強調すべきポイントがズレちゃってるんだよね。
下のコメの
「ブラックタイガーを使った〇〇 まるで伊勢えびの味わい」
に大賛成w
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2013/11/10 13:16
きっこさん
私もね、そこの所は声を大にして言いたいね。
素材をメニュー名に載せるなんぞ、私は無能な料理人だって言ってるようなもの。
だって美味しい食材なんかな~んにもしなくたって美味しいんだもん。

私が素材をメニューに載せるとしたら、こうします。
「ブラックタイガーを使った〇〇 まるで伊勢えびの味わい」
価格設定はもちろんブラックタイガーで。
それでお客を満足させられたら料理人の勝ち^^

まぁね、自分の所もやってるのは知ってる訳だし
これだけ騒がれている今が謝り時だよねぇ^^
なるべく早く謝っておけば、大勢の中のひとつで済むし。。。
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2013/11/08 23:14
毎日のように謝罪会見のニュースを見ますね。。。
でも、なんとなくわかってた気もします。
食品に対してこれは偽装してるとは見破れません。
そうではなく、一件問題があると、次々に続々と発覚する。。。
結局みんなやってたというところが「やっぱりね~」なのです。
 わからなければ何をしてもいい そんな考えがまかり通っているのですね。
料理の世界だけではないのかもしれない。
コンプライアンスとか そういう問題ではないんじゃない?って、言いたくなります。
 安い食材を使って、それでもこんだけおいしい料理です って出した方が
お客さんたくさん集まって利益が上がるんじゃないだろうかって思うのは
庶民の私が考えてるだけなのでしょうか。
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2013/11/08 12:26
らてぃさん
そそ、要は美味しくて豊かな時間が過ごせたのなら、食品がどうであろうと関係ないんです。
私の知っている洋食をメインにしているホテルで、お年寄りのお客さんがナイフフォークを必死に使っているのを見て
「宜しければお箸をお持ちしましょうか?」
と、言ってくれた所があります。
気配りができるフロアー係の方は、立派なものだなぁと感心したものです。

マグロ・・・
そんな事があったんですねぇ。
情けないのは、お客に指摘されたって所ですよ。
扱っている料理人が気付きそうなものですよ。
食材を卸していた業者などは問題外ですが(詐欺ですから)
それを天然だと信じて扱った料理人のお店などでは、何も食べちゃいけない気もします。

しかしその指摘なさったお客は、相当な強者ですねぇ。
もしかしたら同業者かもしれません。
何せ、魚は天然モノよりも養殖モノの方が脂が乗っている事もあるのですから。
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2013/11/08 12:14
よいちさん
イエイエ、それほどでもぉ~。
私が贔屓にしていたお店
「コメダ珈琲店」もやってしまいました。
本当にがっかりであります。。。
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2013/11/08 12:09
さえらさん
ドスドスドス!
誰だぁ~!この料理を作ったのは!
この言葉を聞くと、ビクッとしてしまいます。。。

さて・・・
ブランドってのに人は弱いですよねぇ。
私が理解に苦しむのは、女性のバッグ。
アレなんか、そのブランドのマークに金を払っているとしか思えません。
品質とか使いやすさとか、そういうのは無いのかっ!って思っちゃいますよ。

まぁ、バッグとか時計などは偽装品と知ってて買うケースもあるらしいですけど
事、食品となるとどうか?
実際に口に入れて味わう訳ですから、わからなきゃいけないんですけどね。
それでもわからずに、ホンモノだと信じて食べている・・・
食べさせられているわけですから。
本当にナメられたものです。

食文化・・・
各国で多種多様なものになってますよね。
正装でナイフフォークを音も立てずに食べる料理から、手で直接料理を掴んで食べるものまで。
まさに文化の違いですよね。
私はですね、料理ってそれを楽しむ時間に価値があると思うんです。

自分たちの利益のために、食品偽装をされていたのでは
あの食事の時間を返せ!と言いたくなってしまいます。
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2013/11/08 11:56
らぷさん
あいよっ!今日はイサキのいいのが入ってるよっ!

責任転嫁など最悪っすよね~。
自分の尻くらいは自分で拭いて欲しいもんです。
今まで儲けていたんだから!
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2013/11/08 11:52
おんぷさん
呆れちゃいますよね^^

そう言えば昨日のニュース番組で
「今日の食品偽装のコーナー」
と言うのをやってました。
毎日日替わりで、別のお店やら会社が頭を下げていますね。
謝るなら今だ!って感じが受けて取れます。

そもそも、この件が単なる誤表記だと言うのであれば
ひとつくらいあってもいいと思うんです。
「間違って小エビと書いていましたが、使っているのは芝エビでした。」
という間違い。
そういうのが一件も無いというのがおかしいじゃないですか。。。
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2013/11/08 11:47
なめこさん
確かにですね、クルマエビでチリソースを作ったら美味しいでしょうとも^^
しかしクルマエビなんて、殻のまま軽く塩を振って塩焼きにするだけでも美味しいんです。

エビチリソースと言う料理は、陳健民先生が家庭で簡単に出来て安くて美味しい料理として考案したもの。
安い冷凍エビの臭みを抜くために丁寧に下処理をして、プリプリの状態で揚げて美味しいソースに絡める。
美味しくなぁれ!という愛があれば、簡単に作れる料理だと思います。
それを、始めから臭みの無い美味しいクルマエビなんかを使う必要が無いんですよ。

私の料理の一番のコツはですね
食べる人の笑顔を思い浮かべながら作る。
それだけで手抜きはできませんものね!
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2013/11/07 23:33
報道を見ながら、自分が引っかかりそう、とか母が引っかかりそう。とか考えてます。
普段からそんなにいいもの食べてないし おいしければいいんだよな。。

昔 百貨店の「天然マグロ」の寿司が契約漁業者のウソで養殖ものだったことがありましたが、覚えてる報道では何千食と出て、たった一人の客が「これは天然じゃない」と指摘して事実が発覚したそうです。その何者かわからないけどスゴイ客が指摘しなかったらわからなかったかも。
世の中そんなものですね。
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2013/11/07 21:37
さすが、真をついてますね~
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2013/11/07 21:22
最後の美食倶楽部・・・何とも懐かしいですなぁ。

と、それはさておき。
猫さんのご指摘、ごもっともだな~って思います。
ブランドに食いつく消費者が多いから、こんなコトが起こるんだよなぁ~、
って、そんな風に思いながらニュースを見ていましたので。
もちろん、偽装なんてする輩はけしからん!っていうのは、大前提なワケですが。
消費者も、馬鹿にされたものです^^;
私も、ちゃんと自分の五感を大事にしようっと。

ただの生命維持なら、栄養を過不足なく摂取すればイイだけですが、
「料理」を「食べる」っていうのは、ひとつの文化だと思うんです。
そこには、「料理」を通して作る側と頂く側のコミュニケーションもあると思うんですよね。
それは、心のやり取りでもあるワケで、だからこそ、疎かには出来ないな~って思います^^
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2013/11/07 20:42
よっ、大将!いいとこ握っておくれ!

情けないのは、中国人のせいにしたり、従業員のせいにしたり、ですね。
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2013/11/07 15:37
なんか、びっくりするというか、呆れるというか・・・
老舗のデパートまでもが、次々に・・・(´Д` )
代表者が頭下げればいい問題じゃないですよね。

「え?小エビは、みんな芝海老っていうんじゃないんですか?」なんていう
料理人・・・。
がっくりしてしまいます。

消費者は、メニューや表示を信じるしかないんですもんね~。
なんでも、疑わなくてはいけないのが辛いですね。
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2013/11/07 08:37
おはよ!!
お疲れ中? にしては、冴えてる猫さん・・・

「やっぱ、くるまえびのチリソースは違うねー」
箱開けてみたら、我が家と同じブラックタイガーだったなんて\(^o^)/(大爆)

でも、「ブラックタイガー」なのに「くるまえび」基準の価格設定だったとしたらヤダナ

素材の状態を最大限に生かす調理と料理人… ウン だいなっとくぅ\(^o^)/

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2013/11/06 23:35
simonさん
うぁ~またまたその通り!
料理人の仕事は、お客様をもてなそうと言う心。
そしてそれを食べる人は、そういったもてなしを美味しいと表す表現
笑顔であったり、言葉であったり、時にはその食べ方で返すものです。

そういった心からのやり取りがあるお店こそが、価値のある時間を過ごせるもの。
そもそも「食」とは、命を維持するためのモノ。
しかし、その「食」が文化になった現在では、食べる側の心を豊かにする事。
それこそが料理人というお仕事の神髄だと私は思います。
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2013/11/06 23:23
何時になっても変わらない問題ですね・・・
船場吉兆のあの件で何も学ばなかったのでしょうか

どのような食材でも、作り手がいて、美味しいと食べてくれる人がいて
その関係を大切にできれば、それだけで至福
そう思うのです
一期一会でしか出逢わないかもしれないからこそ、命の糧となる『食』を大切にしたい

ただ、美味しい!そう思える一瞬こそが大切なのだと思います^^
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2013/11/06 23:02
夏さん
本当にその通りですよ。
例えば「ラーメン」という料理がありますよね?
あれにフォアグラを乗せる大バカモノがいるんです。
では、我々が「ラーメン」に何を期待するのか。
それはいつも食べている味なんですよ。
だから飽きないんです。

私は思うんですよ。
本当に素晴らしい料理とは、素朴で毎日食べても飽きない料理。
そういった料理を提供する事こそが、本当に儲かる商売なんじゃないかな?と・・・。
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2013/11/06 22:23
高い物を口にしたからと言って
それが本当にブランド物かどうかなんてわかる人は一握りかと思うのです
言い方は悪いかもしれませんが、値段に釣られて買ったり食べたりする方もどうかなーって
思ったりもします

高い物がすべて自分の口に合うかと言ったらそうでもないし
調理の必要な食材ならば、調理次第で美味しくも不味くもなります
レストラン関係はどうかと言うと
信じていればそれは高くて良い物だよww

自分の口に合い美味しくいただければいいんでないかな?^^



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