ドラマ【相棒12】
- カテゴリ:テレビ
- 2013/11/07 11:02:36
【感想】大澄賢也ももうすっかりおじさんになっちゃって…。小柳ルミ子がババアになるわけですよね。まぁもうとっくに離婚してますけどね。それまで無名に近い芸能人を一気に有名人にしたという意味では、大澄は杉浦太陽と似ているような気がします。てことはですよ…。まぁでも杉浦の場合はまったくの無名というわけではなく、ウルトラマンや朝ドラなどで実績はあったわけですけどね。一方、大澄とペアを組んでいた女性の方は、どうやらヅカ出身のようです。なるほど、元ダンサーと元ヅカ女優、社交ダンスはお手の物ってわけですね。しかし最近は日本でも社交ダンスのことをボールルームダンスと言うようになったとか。いやそれにしては初耳だけど。元々海外から来たモノだから、海外の言葉で言うほうが正しいのかもしれませんが、長くて言いづらい上覚えにくいですね。使われている言葉は簡単なものなのですが、一見ボールという言葉とダンスが日本人にとってはつながりづらいものですし、次にルームとくるのも何か変な気がしますよね。普及するんでしょうかねぇこれ…。さてお話の方ですが、ちょっとわかりづらかったんだけど、大澄演じる須永が見て驚いて転んでしまったものは、殺された茂手木のノートパソコンだったってことでしょうかね。時系列にすると、茂手木が殺される→真犯人が礼夏の髪飾りを茂手木の手に握らせる→須永が死体を発見、現場を片付け死体を移動させる→ダンス→須永が現場に残ったノートパソコンに気づき転倒→礼夏がノートパソコンに気づき、執務室で死体を発見、現場を工作、自分の携帯に電話をかける→死体が発見される、という流れでいいでしょうか。真犯人以外の2人の人物が、お互いの犯行だと思い、工作してしまったことで、複雑化してしまった事件だったわけですが、ちょっとわからないことが2点。1つは、何故控室に鍵がかかっていたのか。鍵をかけたのは最後に工作した礼夏だと思いますが、彼女が控室の鍵を持っていたとは思えません。恐らく鍵をこっそり持ち出し、使ってから戻したのでしょうね。でなければ誰が最後に鍵を持ち出したかすぐにわかってしまうので、疑いが自分に向けられてしまいますからね。ただ、物盗りの犯行に見せかけたかったのなら、これは無駄な行為でしたよね。盗みに入った現場で誰かと鉢合わせして、その人を殺してしまった泥棒が、手にしていない鍵をかけて逃げるはずがないんです。一刻も早く現場から遠ざかりたいわけですからね。また礼夏にしても、鍵を持ち出したり戻したりするところを誰かに見られないとも限りません。鍵がかかっていたという要素は、この事件に必要なかったのではないかと思います。もう1つ、名前は失念しましたが、真犯人の女の子、彼女が犯行を認めた経緯があまりにも簡単で、決定的な証拠は何ひとつなかったことなんですよね。ダンスをしていた時、凶器のトロフィーが現場に落ちているのを見て動揺したところを、突っ込まれただけですからね。礼夏の過去を暴くようなメールにしろ、動機があったという証拠にしかならず、結局は虚を突かれて自白したようなものだったところに、ちょっと甘さを感じました。ストーリーの方はなかなかよかったです。長年カップルを組んできたダンスのパートナー、私にはそういう人はいないので感覚はわかりませんが、友人とも夫婦とも違う強固な連帯感があるんですね。仲が冷え切ったように見えて、ついお互いをかばいあってしまうところが絶妙で面白かったです。
科捜研の女で権藤を殺した憎いヤツw
この方はこんな感じの本格風なモノやら社会派風のモノやら、
わりといろんなジャンルの話を書く人です。
確か高橋克実の名探偵シリーズも彼じゃなかったかな。
かばいあいは結構1話完結タイプの刑事ドラマにはよくあるパターンですね。
相棒ではあまり覚えがありませんが、木8枠の刑事ドラマでは
たまに見るような気がしますね~。
相方と言うのかな。
フィギュアやアイスダンスでも、ペアを組む相手選びは、結婚に近い物があるような
気がします。
現に、何割かは結婚しているし。
中には、兄妹って言うパターンもありますが。
目に見えない、深い結び付きが、あるのでしょう。
相棒の話の中でも、この社交ダンスは、毛色が変わってますね。
どちらも、相手が犯人だと思って、かばったと言うのが、話を複雑にした。
アガサ・クリスティーの作品にも、このかばい合いが、ありましたわ^^;