「他人の痛み」
- カテゴリ:30代以上
- 2013/11/13 05:38:28
よく「他人の痛みのわかる人」という表現がありますが これはある
種の「無い物ねだり」であって 基本的に生き物には「他者の痛み」
を実感する能力なんてものはありません
(稀に一卵性双生児は相方の痛みを実際に感じるそうですけどね)
それでも人間は 「想像力」と「記憶力」とを駆使して「なんとなくわか
った気になる」ことはできます(その分人間は他の生き物よりも余計
なモノを背負い込んでいるともいえるのですが・・・)
『”Fさんは腰痛治療に専念するため当分出社しない”って連絡があ
ったんですけど ”ある程度の見通し”とかも無いんですかね?』
とは昨日のアシさんのお言葉です
『う~ん ジオはその件に関してはなんともいえないなぁ ただあの
人って 年がら年中 ”あっちが痛いこっちが痒い”っていっちゃあ
医者通いしてるよね?ほんとはどれくらい痛いんだか・・・ねえ?w』
『あはw こればかりは本人にしかわかりませんもんねぇww』
病気にせよ怪我にせよ ほんとにギリギリまで我慢する人もいれば
”へ!?あの程度で休むの??”と周囲がいいたくなる人もおります
ま 「他人の痛み」を実感する能力が我々にない以上 当人のいう
ことを尊重するしかないわけですからね
『とにかく一日もはやい復帰をお願いしたいものだわい』
と想っておりますというお話でございます☆
”骨身を惜しまず働く人”というと大変な褒め言葉かと想いますが
なかなか他人から そうはいってもらえないものですよね(苦笑)
骨身は惜しんじゃいけませんよね。
そんなところって皆さまによく見られてますものね。
骨身を惜しむ:苦労を嫌がって怠ける。 ・・・ですよね。
こんな言い方は不遜な気もしますが 普段からFさんの仕事ぶりは
”骨身を惜しむ” 感じなんですよね~だから言われちゃうのね(苦笑)
(↑この表現 わかりますか?)
医療行為の中でも痛み止めの使用ってのは微妙なジャンルだそうですね
(麻酔ほどではないにせよ 効き目に個人差が大きいですもんね)
痛み止めといえば 胃の手術のあとのモルヒネを想い出すジオでございます^^
『痛み』の閾値って、驚くほど人によって違うんです。
痛み止めを使う判断も、その人その人に合わせた物差しで判断します。
だから、自分にとっては8割の痛みでも、他の人にとっては3割かも・・・
比べることはできないし、比べる意味もないんですよ。
お気持はとっても良~く解ります。お仕事に支障が出ますものね。
でもね、
「お仕事なんだからしょうがない」って、みんなが我慢しなきゃいけない世界って・・・
何だか淋しいなって思うんです。