鉄道映画と息子の将来
- カテゴリ:子育て
- 2013/11/18 14:37:22
石坂線物語という映画を入手いたしました。
鉄道が出てくる映画と言う事で、息子も見てくれるかなぁという想いもありまして。
しかし、彼はもっとマニアックな、車両や車窓風景などがガンガン出てくる作品だと思っていたらしく、あまり喜んではくれなかったんですよ。
父猫、がっくし><;;
映画の内容は、石坂線というローカル線の周りに描かれた人間模様。
路線の名前がタイトルになっている割に、内容は完全なヒューマンドラマなのです。
実は私は鉄道が嫌いなのです。
特にターミナル駅がイヤなんですよね。
あの駅の周辺の人ごみは、それぞれが個人に思えないんです。
私のあの人ごみの印象は「群れ」なんですよ。
個性が見えない、人という動物の群れ。
食べたい、飲みたい、遊びたい、儲けたい
そういった人の本能だけに動かされている「群れ」。
何だかアレを見ると、自分だけはその中には入りたくないという衝動に駆られます。
さて、映画は様々な問題を抱えながら、そこで生きて行くと決めた人々。
3つのオムニバスからなる作品で、エンディングではジーンとさせられました。
私の心に残った一言。
初老の駅員の一人が、若い部下に言うのです。
人はこの先どこへたどり着くのか誰もわからない。
しかし、わからない中でどこかへ行こうと、この電車に乗るんだな。
いい言葉だなぁと思います。
もしも、逆らえない運命があったとしても、人はきっと自分の足で歩んで行く。
自分の足で未来を切り開こうとするはず。
息子がなろうとしている鉄道マンは、その大勢の人の足となり、運命を切り開く扉を開けるためのお助けマンとなるのかも知れません。
何か・・・いいではないか。
私の人生の残り時間を
そんな息子の夢を叶える事に費やす事が出来れば・・・
ま、それでいいか。
うんうん、ありましたねぇ、阪急電車。。。
それは見ていないんですが、雰囲気似てるかもです。
彼には無機質な車両や機械などよりも、それに関わる人間に興味を持ってほしいです。
何のための鉄道なのか、それらに魅かれる人々の温かみなんかを学んで欲しいなぁと^^
人の流れは何かを生み出すものだし、そこに物流もあるから、まさに生活そのものだよね。
キアヌくんには、ただの乗り物マニアじゃない稔りある人生を踏み出してほしいねぇ。
やた~っ!泣かせた!
この作品はもっと泣かせてくれるかも知れませんよ^^
子供っていいですよね。
彼らひとりひとりに、何か無限の可能性を感じてしまいます。
そして汚れの無い子供たちの目を見ると、こちらまで心が洗われて来ますよね。
我々は子供たちの夢が一つでもおおくかなうように、と・・・
その為に働くんだと思っています。
頑張らなきゃいけませんねぇ、さえらさん^^
どうやら映画というのは私の勘違いで、日本国有放送のドラマだったようです。
将来・・・
大きな鉄道会社に就職して、特急列車の運転手になり
ボーナス100万貰って、父に左団扇を仰がせてくれるそうです。
あ、そりゃ私の夢か・・・。
ああ、私も私の息子に生まれたかったですよ(爆
しかしまぁ、彼には彼なりに想う所があると思いますよ。
早くに母を亡くし、それでも健気に生きる彼を見ると抱きしめたくなります。
抱きしめるとえらく抵抗するようになってしまいましたが・・・。
群れ・・・見えてしまうんですよねぇ。
彼らは行く場所こそ違うにしろ、目的は全て自身の欲のように思えてしまいます。
ま、捻くれ者でやさぐれの戯言と思ってくだされば幸いっす。
想えば彼は物心が付く前から、鉄道に対して異様な反応をしておりました。
赤ん坊の頃、夜泣きをすると私が抱いて夜の散歩に出掛けて
近くを走る東武鉄道の線路の脇を歩いていました。
電車が通ると手足をバタつかせて喜び、通過するとそのまま眠ってしまいました。
元々鉄道が好きだったのか、あるいは私の散歩の影響で好きになったのか
今では知る由もありません。
彼のように一桁の年齢から、自分の目標を持つ人など稀だと思いますよ。
私など、本当に様々な職業に就きましたから。
小学校の頃は落語家になるつもりでした。
それがいつの間にか、料理の道に進み、その後コンビニの雇われ店長になり
大好きだった自動車の仕事を立ち上げ、困っている人の役に立ちたいと言って調査業を始め
今では病院の使いっぱをやっている次第ですからね。
人生は転がる石のごとく・・・と、かのボブ・ディラン氏も言っております。
心配するのが親の仕事・・・なのかも知れませんねぇ。
こちらこそ、申し訳なく思っています。
彼にはここで活動するよりも、もっとやりたい事があったんだとお考えください。
吹奏楽、書道、父との時間、そして大好きな鉄道・・・。
今は放置状態のニコッとタウンですが、もしかするとまたここに帰って来るかもしれません。
その時はどうか、また笑顔で接してあげて頂けますか?
彼はあなたの事を忘れてなどいませんから^^
また、たまには遊びにいらしてくださいね。
stp、どうもありがとう^^b
映画だとばかり思っていた「石坂線物語」は、実は某国有放送のドラマだったようです。
でも、なかなかいい感じで仕上がっていますよ。
売れっ子俳優さんを使うでもなく、脚本とローカルな雰囲気で魅せてくれました。
確かに、彼にはちょっと早いかなぁという作品だったかもしれません。
もう少し色んな経験を積んで、傷付いたり傷つけたり、悩んで成長すれば
きっと理解出来る日が来ると思います。
もう少し彼が成長したら、もう一度一緒に見てみようと思っています。
う~ん、ま、残り時間を語るにはまだ早いと言われるかもしれません。
小僧が何を言ってやがる!と。
しかし、何だか私にはもう、それしか残されていない気がします。
本当ならば、苦楽を共にした大切な人と一緒に過ごせるはずだったんですけどね^^
その人も今は、随分遠くに行ってしまいましたから。。。
ただ、私には最愛の彼女の残してくれた、この小さな命の行く末を見守るという大仕事が残されています。
せいぜい最後の大仕事をどうにか遂行して、大好きだった人に怒られずに済むようにしたいと考えております。
実はここのブログは、私のLINEにリンクを貼っているんですよ。
それを見た私のリア友の方(妻の親友です)が、夢中姫さんのコメントも読んでくれました。
あなたの記事よりも、あの方のコメントが泣けるよ、と、LINEにコメントをもらいましたよ^^
朝から泣かせる気ですか?!
じぃ~~~んときちゃったじゃないですかっ……
うんうん。
私も、自分の残り時間を
不器用なりにも頑張っている娘のために
そして、未来に希望を抱いている子どもたちのために
少しでも費やせるなら幸せです^^
ま、娘に対しては押しつけがましくならないように、
陰でこそっと、ですケドねw
将来何になるのか楽しみですね^^
キアヌぅ、カラオケに大トロに石坂線物語にィ おまえいいなぁ
なめこも猫さんの娘になりたいよ。
よくある人ごみの一人一人が、行くべき場所、行きたい場所を目指して
歩いていて
群れているように見えるだけとしたら、ちょっと愛おしい・・・
その夢を、ず~~~っと持ち続けていることに
私は感動してしまいます★
うちの娘なんか、行き当たりばったりで、
半年単位で進路が変わってしまいます。
もう、高2なんで、とりあえず方向性はみえてますが、
受験しようとする学校も、なかなか定まりません。
悩みなさい!悩みなさい!と声にならない心の声で
陰ながら応援するしかないんですがね。
子供には、苦労させたくないという一心で
親は、心配ばかりしてしまうけど、
どこまで貫き通せるか、
じっと見守るのも、親の役目かもしれませんよ。
そう自分にも、言い聞かせてるところなんです^^
色々と後悔してます
息子さんの将来を近くで見てあげたかったです。
夜遅く失礼いたしました stpをどうぞ
派手でもなく。人によってはつまらないかもしれません^^:
石坂線物語、機会があったら見てみたいです^^
息子殿が興味を持つ物が親が決められませんよね^^;
今回の映画も興味を持つか持たないか、彼への扉の一つだと思います
やはりもっといっぱいかっこいい車両が出てくるほうが、今の彼には合っていたのかな^^
でもね猫さん、息子殿が大人になったときに石坂線物語の良さを実感して
お父さんが何をしたかったのか理解すると思います
まだまさ先の話でしょうが、これからが楽しみですね^^
それにです!!猫さん!「私の人生の残り時間」ってちょっと寂しいですよね
残りではなくこれからの時間と考えてみてはどうでしょう
確かに限られた時間ではあると思いますが
それはまだまだ当分先の話ですよ!!
猫さんには立派なおじいちゃんになってもらわないとwww
キアヌ君が誰かの人生の出発点の手助けができるかもしれない・・・素敵じゃないですか!!