ドラマ【相棒12】
- カテゴリ:テレビ
- 2013/11/21 13:55:39
【感想】皆さん腕時計はお持ちですか? 私は昔は持っていましたが、今は持ってません。というのも、時間を確認するだけなら携帯を見ればすむからです。なので今腕時計をしている人は、その腕時計に愛着がある人か、携帯を持ち慣れていない人か、あるいはファッションやステータスとして腕時計をしている人の、どれかだと思うのです。特に女性と違い、派手なアクセサリーを身につけることが少ない男性にとって、時計は唯一自己主張のできるアクセサリーだと思いますね。なので導入部、カイトが右京にクオーツの時計を勧めていたのが、なんとなく不自然に思いました。そもそも今一番正確なのは、電波時計でしょう。といっても電波時計も基本のシステムはクオーツなのかもしれませんけどね。さて、今回もわかりやすかったですね。篠田演じる時計師が出てきた時点で、絶対何か事件に関係してると思いましたし(私も右京と同じで4時を気にしていた津田かが気になりました)、その後津田の妻が昔誰かに殺されたという事件があったことがわかった時、あ、これが動機だ、と思いましたからね。まぁよくあるパターンではありますね。ただ疑問点がいくつかあります。まずは素朴な疑問を一点。最後に右京たちが別荘を調べに行った時、エアコンの下の台を動かして、何かが落ちた跡?を発見しましたが、あれはなんだったんでしょう? その後の解決編であのことについて触れられていなかったような? それから以下はプロットへの疑問となりますが、まず1つは、何故こんな成功率の低い方法を使ったのか。4時に関が別荘にいるのがわかっていたとしても、関がエアコンのある部屋の窓を開けている可能性もあるし、別の部屋にいる可能性もありますよね。それに、あの遺書は藤井が関が書いたものとして用意したとしても、4時にテレビ会議をする予定で、回線がつながっていたとすれば、自殺ではないことがわかってしまいます。かなりぬるい計画でしたね。プロットに対する疑問第2点は、藤井が折れたキーホルダーの飾りを探しに関の別荘に行った時、手袋をしてなかったことです。これからそこで殺人をしようという現場で、何故多数の新しい指紋を残してしまったのか。いくら焦っていたとはいえ、あまりにドジすぎますよね。藤井は関の別荘に1回しか行ったことがないということでしたので、床のあちこちに指紋が残っているのは不自然すぎますしね。そしてプロットに対する疑問のもう1つは、この指紋の件にも少し関わってくるのですが、キーホルダーの欠片を関の部屋に落としてしまったことで、何故計画を中止しなかったのでしょう。どうしてもその日の4時に殺さなければならないという必然性はなかったわけです。まぁ、会社を買収されそうになっていた藤井は、なるべく早く殺したいと思ってたんでしょうが、あんなお粗末な計画で、しかも現場に自分の指紋をペタペタ残した状態で、計画を実行するのはあまりに危険すぎると思わなかったのでしょうかねぇ。私なら何かの間違いでオブラートの包みが花瓶に落ちてしまうのを防ぐため、一旦包みを照明器具の上から取り除きますね。何だかもうダメダメな社長さんでしたね。ちなみにこの社長を演じていたのは、若い頃はアイドルだった井上純一。今は何だかぬっくんの亜種みたいな感じになってしまいましたね…。年月というものは、恐ろしいですな。
かっこいいおじさまでいられる俳優さんって少ないですよね。
草刈正雄なんかも年取ってもかっこいいですよね~
あの草刈機のCMには驚きましたがw
社長が出頭しなかったのはやはり保身でしょうね。
かりにも社長なのですから、自分が逮捕されれば会社は潰れ
社員も路頭に迷うだろうと。津田を修理師として雇ったのも、
元々そうしたかったということもあるでしょうが、
奥さんを殺してしまったという負い目があったからかもしれません。
しかしそれを恩に着せて殺人の手伝いをさせようとしたところを見ると、
やはりダメダメな社長だったことは確かですね。
それに比べて、篠田三郎さんは、お変わりなしが、嬉しいな~。
かなり、古いんですが、「ウルトラマンタロウ」の主役です(笑)
でも、私の中では鬼平犯科帳の、筆頭同心酒井祐助役が、頭に浮かびます。
相変わらず、この人は端正な役者さんですね。
ぱっと見て、篠田さんが犯人だなって分かったけれど、同機はって。
殺意が相手になかったとは言え、何故、その時に社長さんは出頭しなかったんだろう。
ドラマとは言え、悲しいですね。
しかし、確かにダメダメな社長さん。
犯人としては、珍しく手際の悪さが目につきました。