Tさんの人生。
- カテゴリ:人生
- 2013/11/22 08:37:12
消化試合、お題は「人生」ですって。
「人生」とくれば、やはりその後に続く言葉は、「・・・いろいろ」
「人生、いろいろ」ですな。
「わたしの人生・・・暗かった」人も、このあいだ亡くなられたし、
「人生が、2度あれば」と言っていた人も、
いや、まだお元気ですが。
人生とくれば、重いものが付いてくるじゃないですか。
なんだか、それがねえ、
軽い人生も、嫌だけど、
あんまり重く語られてもねえ。
そうだ、人のことなら、
重くても軽く語れるかもしれない。
そうしよう。
Tさんのこと。
Tさんは、江戸時代から続く旧家に生まれ、
大都市圏にかなりの土地を所有する富豪でした。
しかし、大金持ちの跡取り息子のよくある話の例にもれず、
女性問題で家名を汚し、
わずかな資産を分けられて、本家を追われました。
なんとか見返してやりたい一心で、
一生懸命働いたのではありますが、
世の中は、そう甘いものではありません。
一代でそれもかなわぬものならば、
その原因を作った女の、子供ではありますが、
息子に一縷の望みをかけて、
いつかは本家を見返してくれよと育てたのではありますが・・・
うーん。
そやつも、出来のいい子供とは言えない育ち方をしてしまいました。
Tさんは、ついにはその命の終わりの時が来て、
病院で自分の生きてきた道のりを考えていました。
何を信じてきたのだろう。
何を目指してきたのだろう。
どうにも、わたしは、騙されて来たような気がすると・・・
しかし、誰に騙されてきたのかもわからないと。
そういって、「うっ」と心臓発作が起きて死にました。
Tさんは、最後に何かに気付いたのですが、
それもどうにもならないままに、亡くなられてしまったのですね。
Tさんを騙していたのは、
Tさん自身ではなかったのでしょうかね。
「これでいいのだ、これがいいのだ」と、
自分に言い聞かして、やって来た道だったのでしょうが、
どうにも、納得のいかない何かに気が付いて、
「騙されていた」ような気がしたままなくなってしまいました。
人生は、その主人公さえ騙すことがあるのですね。
重いような、軽いような、
訳の分からない人生でしたが、
Tさんは、幸せだったのでしょうか?
「幸せだった」ことにしないと、
どうにもやるせないままなので、
「幸せだった」ことにして、終わりたいと思います。
おしまい。
はなこさんはどう思われるかなぁ・・・
子育てって、子供が成人しても想定外な事態が起こるんですね・・・。
そんなお話です。私はどう向き合えばいいのか、考えているこの頃です。
あぁ~あ~・・・なんでそうなるかなぁ・・・
<20代になって結婚出来ないかもって考えてしまって
ちょっと心配なのです。
大丈夫。20代の頃はみんなそう考えます。
むしろ、逆に、10代後半や、20代初めに、生涯の伴侶だ、運命の人だという方が危ない。
たいてい、出来ちゃった婚で子供にがんじがらめになり、
早期離婚で、若くして一生養育費を払い続けるばかりです。
中国のことわざに、
「結婚とは、鉄壁の防備を誇る砦のようなモノ、中にいるものは出たがり、外にいるものは入りたがる」
そんなもんです。
最善の手を尽くしてきたはずですから
後悔はあったとしても納得してたはず。
はなさんは
恋愛とか結婚はどう考えますか?
20代になって結婚出来ないかもって考えてしまって
ちょっと心配なのです。