27歳パート3
- カテゴリ:日記
- 2009/08/17 14:03:15
出張から帰ってきたSさんは
何だか様子がおかしくて
あまりメールをくれないようになったし
逢っても何だかそっけない。
何だか嫌な予感がしたけれど
まさか
あたしが他の男の人と映画行ったなんて
知るはずがないと、あたしは
不安な気持ちを持ちつつ、たかをくくっていた。
そんなある日の夜中
酔っ払ったSさんから連絡があり
今から逢いたいと言われた。
しばらくたわいもない話をしていたんだけど
Sさんは
自分が出張中
あたしは何をしていたか
聞いてきた。
あたしは、男友達と出かけたことはヒミツにしていたので
友達と買い物に出ていたと嘘をついた。
やはり
嘘は
よくなかった・・・。
Sさんは、
全て知っていたのだった。
その理由が・・・
実はSさんには数年前から年下のストーカーがいたのだ。
最近、あたしと付き合いだしたので
あたしの顔も車も家も、既に知っていて
たまに、
あたしの行動をチクるような連絡が
Sさんに届いていたらしい。
今回の映画&居酒屋も
全て見られていたようで
Sさんは全てを知ってしまったのだった。
それでも
あたしはSさんと
そんなことで終わりたくなかったし、
必死に謝った。
彼は、許してくれたのだった。
だけど、
あたしはその日から
ストーカーが怖くてしかたがなかった。
あたしの行動を
すべて見られているような気がして
どこへ行くにも、何をするにも
まわりを確認せずにはいられなかった。
職場のMさんとも
別れきれていなかったから
もしバレたら・・・
あたしもMさんも
職場を辞めなくてはならない。
Mさんには
体調が悪いと伝えて
しばらく離れることにした。
あたしは
それから
Sさんに内緒で行動することはやめた。
でも
彼は
もっと大きなヒミツを
抱えていたのだった。
次回に続く。。。
読みたいよぉ~続き!
にしても楓さんは独特な文才がありますよね☆