2CVが欲しい・前編
- カテゴリ:家庭
- 2013/12/02 22:42:07
若い頃からクルマが好きだった私。
ひまわりも私と結婚してから、次第にクルマに興味を持ち出します。
早く走るクルマ、おしゃれなクルマ、エクステリアデザインのいいクルマ、走る喜びを与えてくれるクルマ・・・。
中でも、ひまわりが好きだったクルマの中に、もうこのクルマを走らせる事だけで喜びを感じてしまうようなクルマがあったのです。
今回は、ひまわりがその車の実車と出会い、彼女らしい行動をとってしまったひまわりの武勇伝です。
ある日、東京ビッグサイトという場所で、ヒストリックカーフェア(確かそんなタイトルだったと思います)という催しが開催されました。
一昔前のちょっと古い、そして非常に趣きのあるクルマを展示して、即売会もやってしまおうという催し。
即売会・・・この言葉がちょっと引っかかりますね~。
会場に着くと、駐車場にはやはりひとクセありそうな車たちが並んでいます。
さすが、こういう催しに来る人々は違いますね~。
私たちの2シーターオープンも、幌を下ろして駐車します。
会場に入ると、おぉ!おぉ!凄いではないですか!
スーパーカーブームを過ごした私には、まるで当時のブラウン管の中にいるようです。
一連の美しいイタリアンスポーツたち。
そして、英国のバックヤードビルダーの手作り感のあるクルマ。
そして我が国が誇るハコスカGT-Rが!トヨタ2000GTが!ホンダS600が!
こうなると、世界一の技術を誇るドイツ車が、何の魅力もない無機質な鉄の塊に見えてまいります。
さて、会場の半分くらいの所に参りますと、今度は街中でも見る事が出来るクルマたちが並んでいます。
ミニばかり集めた即売会場や、私があこがれるケイタハムのコーナーもありました。
「おぉ!ケイタハムスーパー7だ!ええなぁ・・・」
と振り返ると、ひまわりは居ませんでした。
どこへ行っちまったのかなぁと、来た道を引き返すと、一台のクルマの前から動けなくなっていたひまわりを発見。
独り言のように何かをブツブツ呟いています。
「コレ・・・ほすい♡」
彼女の前に飾ってあるクルマとは・・・
シトロエン2CV
ご存知でしょうか?
一番わかりやすい言い方をさせていただくと「ルパン三世・カリオストロの城」で、最初にクラリスが花嫁衣裳で運転して逃げていた車がそうです。
1948年にフランスでデビューした2CVのその個性的なデザインは、あまりにも突飛だったために物笑いの種だったとか。
なんでもあまりの醜さのため、せっかく買ったフランス人がスコップで叩いたとか・・・。
しかし、そんなデザインは実は非常に合理的であり、ユーザーに優しいデザインなのです。
殺風景な室内からは、クルマの四方が良く見渡せる。
後部座席は取り外しが容易で、取り外せば荷物を積むことも出来るし、シート自体をアウトドアで使用する事も出来ます。
シフトレバーはステアリングの奥から生えていて、片手でもスマートに運転できる。
高い屋根のトップには、キャンバストップが用意され、開けば爽快なオープントップとなります。
そして異様に大きなフェンダーから、これまたオートバイのような異様に細いタイヤが顔を出しています。
きっと当時は小粋なパリっ子が、石畳の上を片手運転で颯爽とこんなクルマで走っていたのでしょう。
ひまわりが愛したクルマは、こんなクルマだったのです。
さて、私たちとこのクルマとの出会いの行方は?
長くなりましたので、後半へつづく・・・
おお、長男さんすげー!
でも一連のシトロエンはどれも個性的な形してたからなぁ。
今のシトロエンは、何だかマトモになりすぎて面白くなかとです。
トヨタ系列で設計?
男の子の憧れの仕事じゃないっすか!
日産は時々やってしまうけど、トヨタのデザインはどれも洗練されてるなぁって思いますよ。
中を見ても整備しやすいですしね。。。
ジムカーナは本当に運転技術の基本ですからねぇ。
あれをしっかりやっておけば、いずれどんな競技に出ても役立つと思いますよ。
理想の重量配分なんかも、ジムカーナで勉強になりますから
きっとお仕事にも役立ててるんじゃないですかねぇ?
「シトロエン!」と嬉しげに言ってましたよw
今はトヨタ系列の会社で設計の仕事をしています。
学生時代に、単位取るの忘れるほどのめりこんでたラリーは
事故率が高いので、会社に迷惑かかるといけないから、しばし休眠
今はジムカーナに転向しています。
そうっすかぁ?
いい話になるのかどうかは、続きをご覧ください^^
ドラマティックな出会いですよねぇ!
こんな風に出会ったクルマを、果たして手に入れる事が出来るのでしょうか?
続き、遅くなりましたがUPしますね!
映画のシーンみたい・・・・
こんな風にいつも思い出してもらえるひまわりさんは、しあわせだなと思いました。
続きが気になる^_^