Nicotto Town



黒猫目日記106 (氷の北極祭り駅)

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広場の列車の運行が始まった。
列車の前は人だかりでいっぱいで、すし詰めでの乗車を覚悟して乗り込んだ。
しかし、車内は意外と空いており、余裕で座れる。
ガタンゴトンと暫し列車の揺れを楽しんでいたが、やがてたどり着いたところは氷の北極祭駅と名のつく場所であった。
星の瞬く夜空に囲まれた冷え冷えとした広間の中心には氷の台座があり、麗しい女神様が佇んで居られる。

何とも美しい方じゃ・・・
もう少し側に寄ってご尊顔を拝ませて頂こうと前に出ると・・
わわっ!どうしたことじゃ体が勝手に踊りだした!((\(・□\)(/□・)/))
まさか不敬な事をしたと云うので天罰が下ったのか?((((((( ̄□ ̄;)ノ”
慌てて飛び下がると踊りは止んだ。

よく見ると台座のまわりに居られる方々は一様に一心不乱に不思議な踊りを踊って居られる。
もしや皆、天罰を受けた者なのか!
いや・・・・・・結構楽しそうではないか?

「私はサンタクロースの国に住んでいる北極の女神です。」
「ここの広場では氷の北極祭りを開催しております。氷の舞踏会でみんなと踊れますよ」
舞踏会!罰が当たった訳じゃなかったのか(; ̄◇ ̄)-3 ヨカッタ

突如目の前に光の帯が出現した。
うわっ!これは・・・これが噂に聞くオーロラと云うものか!
風に揺らめく薄絹の如き光の帯は淡い燐光を発しながら緩やかに空一面を覆い尽くしている。
しばし呆然と女神の裳裾の如き光の織り成す綾を眺めておった。
現れては消え、消えては現れ、やがてオーロラは薄れ消えてしまった。

ううむ、( ´-_-`)-3 実に美しいものを見ることが出来た。
北極はいささか寂しい場所だと思ったが中々どうして驚異に満ちた場所のようじゃ。
折角なのでそれがしもちょいとひと踊りしてまいろう。\(^▽\)(/▽^)/

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2013/12/07 05:46
そうなんだ・・・・
オーロラは綺麗だけど。

切符がなくても乗れるのが疑問なんだ・・・




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