Nicotto Town


シン・ドラマ汁


冬を感じる瞬間

最近は温暖化で、このへんも冬あまり寒くなくなった。

とはいえまだまだ寒いが、子供の頃はもっと寒かった。

まず、冬になると外のバケツや水溜りなどが凍ったり、

土のところに子供の体重ではまったく壊れないくらいの

丈夫な霜柱ができたものだった。

そして、うちの前には溜め池があるのだが、

そこの水がわりと長い間凍ったりしていた。

狭いしやっぱり怖いので、上に乗ったりはしていなかったけれど。

今も凍ることはあるが、子供の頃ほど丈夫な氷はできないし、

比較的短期間で溶けてしまう。

しかし猫という生き物はどの時代も大体バカなので、

薄い氷が張っても、上を通れると思ってしまう。

大抵はちゃんと戻ってくるのだが、たまに氷が割れたり

端っこから落ちてしまう子がいて、

べしゃべしゃに塗れて帰ってきたりする。

一度失敗すると、二度と同じことは繰り返さないが、

大体若くて経験の少なく好奇心の強い猫が犠牲になるのである。




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