「波の果て」
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/08/19 10:00:39
しばられて動けない 心を抱いて
大地が水に潜るところで ただひたすら
どこまでもつづく海岸 どこまででも歩いてく
夢をみて ジャリジャリ砂を踏みながら
灯台が照らしだす影 わたしひとり
行くあてもなく
月夜 あなたの心はどこに
わたしは おぼれる恋の予感に
堤防にはフナムシ わさわさ逃げてく
岩はゴツゴツして
こびりついたフジツボが 息を吹き返してる
舟は ひとつ眠りにつき波に揺られ
わたしの心はどこに みわたすかぎり
月夜 あなたの心はどこに
わたしは舟に乗って あなたの心を探しにゆくわ



























