「注文の多い料理店」ならぬ、「問題の多い交差点」
- カテゴリ:仕事
- 2014/01/04 15:58:29
一番トラブルや事故の多い、交差点内の右側駐車。
警察の注意喚起、10数個のパイロン設置、
県道路管理局のポストコーンで
侵入不可区域になっているにも関わらず、
ここへ車を停める人が必ずいます。
今日も今日とて、数台の車両が停車し、
交差点内の右左折の視界不良を説明し、
移動をお願いしていますが・・・。
「ややこしい人」たちが、ときどき出没します。
10回あれば、9回までは、
平和裏に解決するのですが、
問題は、この10回中9回以外の、あと一回の「ややこしい人」。
この10回中、1回の人たちの、
また10回中、9回は、白熱した論議の果て、
駆逐するのですが、
残り1回?2回の割で、肉弾戦になる前に、
警察に出動要請をかけます。
このお正月三が日は、無事、察の旦那の初出は、
お願いすることはなかったのですが、
やはり4日目にして、
この100分の1,2、「ややこしい人」対応を、
お願いすることになりました。
鈴ちゃんが、最初3度、丁寧な対応で、
車両の移動をお願いしたのですが、
頑として受け入れず、
交差点内、での右側駐車で、
「駐停車禁止違反で、警察を呼んだ方がいいんですか」に、
「ケーサツ、呼べよお!」で、白熱した論議になりました。
ま、ケンカですわな。
間に入っていたわたしの指を、
相手の男が、アイアンロック並みに爪を立てて、
掴み力を入れてきたので、
人差し指が、腫れ上がりました。
結論を先に言いますと、
なんと、この男の人、知的障害者でした。
なんにしろ「注意」を受けると、
パニックを起こし、
攻撃的に反応するタイプ。
虐待を受けてきたのか、
他の人から見えないように、
つねったり、爪を立てて怪我を負わせるのです。
逆上しているときは、何の判断もできず、
たぶん本人の恐怖心が、攻撃に回ってしまうようです。
鈴ちゃんに、小声で「発達障害か、高機能自閉症や」というと、
なんと、本人が認めるではありませんか。
近くの特殊児童学園の名をいうと、
自分も行ったことがあると言います。
参ったなあ。
警察が到着して、
(わたしたちは、自衛手段でいつも小型カメラで録画しています)
事態を確認すると、
怪我をしているわたしに、
「(傷害)事件にする?」って小声で聞いてきました。
普通なら傷害事件で、通称ヨンパチですが・・・、
まあ、打って変わって大きな借りてきた猫状態の犯人。
ポツポツと、
「ごめんなさい」を言う様子に、
事を、荒立てる気はありませんが・・。
これ、どうなんでしょう。
彼は、どれほどこんなトラブルを起こしていることでしょうか。
そのたびに、「知的障害者」ということで、
不問になるわけではないでしょう。
胸に「障害者です」と書いて有るわけではありません。
普通の人なら見分けられないと思います。
指が腫れるくらいならいいですが、
暴行傷害で大けがをさせるかもしれません。
させても、「責任能力なし」になるんですよ。
これ、どうなんでしょうか。
ぺこぺこと頭を下げて、帰っていく大きな借りネコ・・・。
彼が去った後に、
残ったパトカー2台分のお巡りさんたちと、
新年の挨拶を交わして、
「今年こそは、お世話になりたくないものだわ」と冗談を言い、
笑ってみんな、その場を去りましたが・・・
鈴ちゃんと2人、帰り道みち・・・
「どうなんでしょう?」
「う~ん、どーなんでしょーねー」
なんとなくあの大きな借りネコが、
これから犯すかもしれない大きなトラブルを、
「どうなんでしょう」と、
保留にするしかない結末。
かないまへんなあ。
一見しただけでは、健常者と区別がつきません。
健常者に見えるから、
健常者かというと、対人関係でトラブルを起こします。
知人にもいますが、
いやあ、もう、機嫌を損ねるとたいへん。
社会適応障害と、言い換えてもいいと思います。
ま、
この件、
あんまりつつくと、人権問題に発展するので、
穏便に済ませて、寛大な健常者側の人間を演じる方が得策。
まったく、かないまへん。
「知的障害者」だから仕方がない。では
済まされない事態になったら誰が責任をとるのでしょう?
せめて車の運転は周りで止めてほしいです。