ドラマ【相棒12】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/01/09 18:03:23
【感想】予知夢の話から始まる導入部分は面白かったものの、動機に少しリアリティのない事件でした。ゲストのヒロインは一体どういう罪に問われるのかわかりませんが、未遂な上殺人事件とはほとんど関係ありませんでしたね。他人に自分を殺してくれと頼んだのは、一体どんな罪になるんでしょうか…。頼まれた方にとっては殺人教唆ですが、頼んだ方にとっては自殺幇助教唆ですよね。そういう言葉があるのかどうかは知りませんがw いずれにせよ大した罪ではなさそうですが、社会的な地位は間違いなく失われるでしょうね。何もしなければライバルは勝手にクライエントに殺され、不倫中の教授は妻と別れ、2つの棚ボタに恵まれるところだったのにねぇ。というか、いくらライバルを蹴落としたくても、自分のクライエントに殺してくれと頼むとか、いくらなんでも臨床心理士として常軌を逸してると思いますね。教授になれないからといって、今までの経歴からして再スタートが切れない年もないですし、そう考えるとよほど不倫相手のことが好きで、彼をライバルに取られたのがショックだったんでしょうかね。確かに恋愛については、再スタートは難しい年だなw でも不倫相手を見てもわかるように、恐らく老け専でしょうから、もうちょっとは大丈夫だと思うけどねw ただ不倫相手のように、社会的地位があって妻との離婚を決意してくれるような人は、なかなかいないかもしれませんが。さて、今回は最近毎シーズン1回はある陣川回でしたが、何だか回を重ねるごとにトーンダウンしてるような気がしないでもないです。まぁ、毎回ヒロインに惚れてしまう話なので、いろんなパターンを考えるのも大変でしょうけど。そろそろ陣川も結婚させてあげないと、イタミンみたいになっちゃうよ~w 見た目だけだと月本幸子なんかお似合いだと思うのですが、幸子は杉下が好きなような気もしますしね。万が一陣川が告白したとしても、「それはないわ」と一刀両断されそうw ちなみに今回の脚本担当の高橋悠也氏は、シーズン10で「藍より青し」を書いた方。草木染めを営む女性が近くの工場で不法就労させられていたカンボジアの青年を匿う話でした。あれは実に印象的な話だったな~。よりキャラクター性が求められる陣川回は、ちょっときつかったんでしょうかね。たまにしか出てこないレギュラーが出てくる回は、ベテランの脚本家さんが書いた方がいいように思いますねぇ。
ちなみにカンボジアの青年はトリックで大家さんと結婚したジャーミー君を演じている方。
初めて見た時はさほどピンとこない話だったのですが、
草木染とカンボジア人という意外な取り合わせが印象的だったんでしょうね、よく覚えてます。
陣川は、今までの失態を見れば、どう考えても刑事に抜擢されることはないだろうに、
よくあきらめないなぁと思いますw
まぁ、刑事に憧れて警察に就職したんでしょうからね。
今のところ彼の経理の手腕が役に立ったことがないので、
次回はそのへんから攻めてみたらどうかとか思ったり思わなかったりw
ヒロインは、何故自分で事故に見せかけて自殺しようとしなかったのかが不思議です。
他人を巻き込んでもしその人が逮捕でもされたらどうしようとか考えなかったんでしょうかね…
ヤクザだから平気だろうとか思ってしまったのかなぁ。
草木染の話、確か、梶芽衣子さんでしたね。
あの話は、印象的でした。
やはり、得手不得手があるのでしょうね。
それにしても、毎回、良い人なんだけど振られてしまって、お酒で
まぎらわすものの、酒に弱くて、酒癖が悪い陣川さん。
何やら、パターン化しとりますね。
特命係の第三の男でしたっけ(笑)
経理の方が向いてますが、本人、認めたくない(苦笑)
今回のは、ちょっと無理があるかな。
出だしは良かったのだけれど。
自らが招いた種とは言え、全てを失ってしまうヒロインに、ちょっとだけ、
可哀想かなって。