思い出
- カテゴリ:日記
- 2014/01/25 13:45:34
小学校低学年の ある時
近くでお祭りがあり、
私と姉と姉の友達の3人で見にいきました。
いろいろな出店があって
どれも美味しそうで
楽しそうで 目を奪われました。
姉の友達がヨーヨーやわたあめを買いました。
私もわたあめがほしくなりました。
でもお金がありませんでした。
姉の友達が貸してあげるよ、と言ってくれました。
私は借りて、と言いました。
何度も言いました。
でも、姉は借りませんでした。
そして帰りました。
それから、何十年・・・・・
今はあの時の姉の気持ちがわかります。
聞かずとも 痛いほど わかります。
母子家庭の私たちは決まったおこずかいもなく
子供なりに貧しいことはわかっていたので
ちょうだいとは言えないでいたのです。
あの時
姉がお金を借りてわたあめを買っていたら
母に言ってお金をもらわなければ
ならなかったのです。
こうして何十年もたってから
そのときの私の切ない気持ち、
弟に買ってやりたい、でも、という姉の気持ち、
今ごろふっと思い出されるなんて・・・・・。
苦労ばかりの人生を送った母はもう、
この世にはいません。
天国から子供たちを見守っていることでしょう・・・。
悲しいことばかりがこうして
長い年月を越えても
時々思い出されるのですね、、、、、^^;
私も文字を打ちながら涙がこぼれそうになり、
文字が見えずらくなって困りました。
どうして悲しいことばかり忘れないのでしょうね・・・。
アベノミクスと言っても、決して国民全員が裕福にはならない。
忘れていたものを思い出させてくれました。
ありがとうございました。
突然の書き込み申し訳ございません。