Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


夕焼け


夕焼けを見るたびに
あなたのことを思い出す
二人で見ていたそれは
明るく照らしてくれていた


あなたは夕焼けが好きだった
橋のたもとで
丘の上から
海の砂丘で


夕暮れを待つそれは
一日を終える
空のイルミネーション
ゆっくりと沈んで行く


あなたと行った神社で
買った一つのお守り
手のひらに乗せて
あなたはそれをどうしたことだろう


それから一年がたって
神社に返さないといけないけど
まだ持っていたい
あなたのぬくもりだもの


お守りをそっと鞄にしまう
照らす夕日だけが知っている
あなたへの想いが
まだ残っていることを


やがてお守りも
神社に返す時が来るだろう
それまでの時間を
守ってくれるだろう




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.