Nicotto Town



カノくんについて

僕は今日も朝から欺いていた。
なんで能力を使ってるかって??
それはね

―約束を果たすためだよ。

でも、この能力を使いっぱなしにしてると仮面が取れなくなっちゃうからな~・・・
だからと言ってキドにこのことを言ってしまうと殺されるかもってくらいの勢いで殴られるだろうな~・・・
今日は部屋に篭っていようかな・・・
きっと誰も家には居ないし。
セトはバイトだしキドとマリーは買い物・・・とかって言ってたからな~・・・
今日は仮面までも外して一人で部屋にずっと居よう!
あ、でもそれだとシンタローくんみたいだからなー・・・
仕方ない、部屋から出よう。
そう思った僕は自分に仮面をつけて部屋を出た。

一体僕はいつまで欺き続けなければいけないのかな・・・。
僕もみんなと同じように本当の表情で話したいな・・・。
いつかそんな日が来ることを僕はずっと願ってる。

夕方になってキドだけが先に帰ってきた。
「お帰り。あれ?
 マリーは??」
小さくてふわふわしたマリーが居ない。
「マリーならセトを迎えにいった。
 ところでお前は何をしてたんだ??」
「え?
何にもしないでただボーっとしてただけだけど・・・」
「そうか。」
キドは何か寂しそうな顔で言った。
「何? 
 僕の顔に何かついてる??」
「んな訳ねーだろ。
 お前の表情が少し気になってな・・・。」
うっかりしてた・・・。
気を抜いていた僕が悪いんだけど。
「いや、大丈夫!
 ただね・・・」
このまま本当のことを言ってしまおうか・・・。
「ただ・・??」
「ただね、キドがあまりにも可愛いから」
僕はそういってにっこり笑って見せた。
「はぁ!?///」
予想通りキドは真っ赤な顔をしていた。
「嘘。冗談だよw」
自分に嘘をついて本当のことじゃなくしたんだ。
あの約束だけは守らないといけないから。
「はぁ!?
 お前・・・ついてもいい嘘と悪い嘘があるんだよ・・・」
キドから殺気が放たれていた。
「いや、嘘ですごめんなさい・・・!!!」
(ドゴッ)
鈍い音が鳴ってお腹に衝撃が走った。
「ただいま~」
「ただいま帰ったっす!」
タイミングよすぎでしょ・・・
もっと早く帰って来てよ・・・。
「お帰り、遅かったな。」
キド、何普通に話してるの!?
僕に座りながら。
「えっとね~、お散歩してたからね~」
ニコニコしながらキドに話してる。
「楽しかったっすよw
 マリーも楽しんでたしww」
え?
何か醜くない!?
おーい!!
ダメか・・・
ガムテ張られた口じゃ聞こえるものも聞こえないだろうからな~・・・。

そんな一日が今日も終わった。

―僕、ちゃんと約束・・・守ってるよ??

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はい!
意味不です。
感想下さい!
無いと終わりますww

#日記広場:自作小説

アバター
2014/02/01 20:49
ありがとうー

うれしいよw

小説書いてる人尊敬するよ
アバター
2014/02/01 20:46
なんかっすごww


自作イイねw


ありがとww名前www



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