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シン・ドラマ汁


ドラマ【隠蔽捜査】

隠蔽捜査
TBS 月曜夜8時~
【あらすじ】犯人の射殺という形で幕を閉じた強盗犯の立てこもり事件。しかし立てこもり犯の拳銃には弾が1発も入っていなかった。竜崎は、犯人が4発の弾を撃ちつくしてから射殺されたという事を、一刻も早く公表すべきだと主張するが、銃弾が入っていなかったということ自体を伏せて時間を稼ぎ、うやむやのまま事態を終決させたいと考える伊丹とで意見が対立する。そんな中、竜崎に娘の美紀から電話がかかってきて、吐血して倒れ病院に搬送された冴子が救命処置中だと言う。後は任せろという伊丹の言葉に甘え、竜崎は病院に向かう。

【感想】まさかの前中後編w 今回、あまりに面白くて時間があっというまに経ってしまい、まだ終わりそうにないなと思って時計見たら8時50分でしたw 視聴率は奮わず、内容も重く、顔面レベルが世間一般並みではありますが、このドラマ私にはかなりのヒットです。見てなかったけど、恐らく半沢にも似た社会派なのでしょうが、ミステリー好きの私にとって、舞台が警察というだけで興味をそそるし、出てくるむくつけき男どもは全員演技派なのもいいですね。テレ朝でも7年前にドラマ化されたようですが、そちらでは竜崎が陣内孝則、伊丹が柳葉敏郎でした。顔面レベルが芸能界ですよねw さて、今回の話は今のところそう複雑ではなく、弾を撃ち終えた犯人を射殺してしまったという事件で、現場の指揮官だった竜崎と伊丹の責任が問われるというものでした。2人を日頃から快く思っていない同期の上條が手を回し、普通なら警視庁の監察官が担当するところを、警察庁の主席監察官が出てきて、しかも質問の様子を見ると、さながら弁護士不在の裁判。事件の調査をして責任の所在を確かめるというより、責任を押しつける人物を絞り、後は量刑を決めるだけってところですかね…。取り付く島もありゃしません。竜崎と伊丹はまな板の上の鯉状態ですが、ここにきて戸高が犯人を射殺したのはSATではないかもしれないという疑惑を持ち出してきました。伊丹としてはこれにすがるしかないと思い、捜一を動かしているのでしょうが、竜崎は例によって四角四面な男ですから、自分のことよりも真実を確かめたいという気持ちの方が強いんでしょうな…。しかし、バックに警視庁刑事部がいるのは心強いよなぁ。警視庁の優秀な刑事や鑑識などを総動員できるんだから…。恐らく手始めは弾道検査でしょうね。まぁ、あの人質の男の方が有薗芳記だったので、えらいチョイ役やってるなぁと思ったんですよ。あと、調理してたのも今思えば怪しかったんですよね。ファイバースコープでとらえられた室内の映像には、犯人と人質がカウンター越しに相対してましたが、心理的に考えて、人質が2人いて、1人に料理を作らせるとするなら、もう1人はすぐ撃てるよう、身近に置くんじゃないかな。しかもあの映像、人質と犯人というよりは、常連客と店員みたいな雰囲気だったんですよねぇ。その違和感が頭の隅にこびりついてました。あ、あと、この疑問を持ち出してきた戸高ですが、最初は竜崎のことをうざったい署長が来たなくらいにしか思ってなかったようですが、情報漏洩で疑われ、それが間違いであったことを竜崎が謝罪してから、どうも竜崎にデレちゃったようでw つーか、ヤスケンかっこいいよヤスケン。デレ方もかっこいいw そして私が前回危惧を抱いた貝沼副署長ですが、彼もデレた様子。ずっと警察庁勤務で所轄のやり方に慣れず、型破りな言動を続けていた竜崎に手を焼いていたってところでしょうか。しかし竜崎の誠実な性格に触れ、じっくり諭しながら署長としてふさわしい人物に育てあげようという気になったのかもしれません。残る心配はやはり妻の冴子ですね。口では立派なことを言っているけれど、実はストレスを溜め込んでいた? そりゃそうだ、あんな妻できすぎてるものw しかし息子は困ったものですねw 東大にもほんとにアニメ学科とかあるの? 時流って恐ろしいですね。




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