ドラマ【チーム・バチスタ4螺鈿迷宮】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/02/05 11:03:47
【感想】今回は、サブストーリーの比重が高かった前回に比べ、メインストーリー全開でサブストーリーはほとんどありませんでしたね。サブだとすればすみれの燃え尽き症候群の話だったんでしょうけど。まさか初回の藤原さんの発言が、今回の伏線だったとは…。白鳥が殴り倒されたり、すみれが薬物の過剰投与をしたりと、奇妙な事件が続く中、すみれが燃え尽き症候群だと気づいた田口は、さすがプロですね。白鳥なんかすみれが美智を殺そうとしたとか言ってましたしねw あれが白鳥の限界だなw それまで家族とは対立し、死期の近い患者たちにはいい医師であろうと、肩肘張ってきたすみれも、田口の自分を気遣う言葉に、フッと力が抜け、周りのことだけでなく、自分のことも考えようという気になったようで。田口がうめの生前葬の録画を見せようとしたのは、最後にうめのメッセージが入っていたのを知っていたからなんですね。さすがにあれはちょっと感動的でした。泣くという行為には、ストレスを和らげる効果があると言います。あれで泣いたすみれは、日々のストレスを和らげることができたんじゃないでしょうかね。最高の治療薬ですよね。で、やはり前回の感想で私が書いたように、すみれは何も知らず、Ai画像が見たかっただけでしたね。そして巌雄はついに、立花が碧翠院を訪れ、自分と小百合に面会したことを認めました。しかし巌雄が言うように、解剖のミスを罰する法律はないので、それを指摘されたからといって立花を殺すほどの動機にはならないんですよね…。案の定、しらを切られてしまいました。ただ、本当は患者の死因が肺に入った空気であるということが、解剖でわかっていながら、長野の病院から頼まれて異常なしと診断した可能性もあります。この場合罪には問われそうですよね。表面的に見れば確かに内部告発をされたらまずい長野の病院に犯人がいそうではありますが、白鳥の言うように、白鳥にAi画像を送ってきた人物がキーポイント。白鳥は、立花を殺した人物が自分に挑戦状をたたきつけてきたと解釈してますが、本当にそうなんでしょうかね。私はまだ、立花を殺した人物と、Ai画像を白鳥に送ってきた人物が別人である可能性を捨て切れません。殺人犯のやったことだったとすれば、放っておけばただ行方不明ですむものを、実は死んだんですよと告白するような行為をする意味がわからない。あと、Ai画像から体が斜めになっていた時、肺に空気が入って血液が凝固したという白鳥の判断、これがチームバチスタの真骨頂ですねぇ。普通のミステリ作家には絶対書けないような、医療の専門知識が必要なネタ。ただ、まだストーリーも半ばなのに、いろいろわかりすぎてしまった感があります。後半、どんなネタで引っ張っていくのでしょうか…。
何かを一所懸命やってるのに報われないことにストレスを感じてなっちゃうのかなと思いました。
楽な方に楽な方に流れがちな私にはあまり関係ないかもと思ったものですw
やはりバチスタといえば、怪文書は欠かせませんよね~w
バチスタは、告発文やら、送りつけられたAi画像など、犯人探しだけでない面白さがありますね~