ドラマ【私の嫌いな探偵】
- カテゴリ:テレビ
- 2014/02/08 14:15:30
【感想】嘘みたいなトリックですよねw テグスか何かを使ってクレセント錠を閉め、ベランダから隣のビルの屋上まで張ってあるピアノ線を伝って逃げるという…。まずですね、前から密室が出てくるミステリーでよく言っていることなんですが、密室にする必然性があるかどうかが、キーポイントになってくるのです。今回の事件の場合、現場検証や解剖の結果、簡単に殺人であることがバレてしまい、密室を形成する意味がなくなってしまいました。というか、溺死させておいて、死体の首から上を水の上に出しておいたのが、そもそもおかしいですよね。溺死体というのは実は外から見ただけでは死因がわからないことが多く、今回も多分朱美が砂川に頼まなければ、解剖せずに病死で片付けられていたかもしれません。しかし、溺死に見せた方が事故死ですまされた可能性が高く、何故首を水に浸けなかったのかが不思議でなりません。あと、局部の毛を剃った理由もなんかよくわかりませんでしたw 犯人は心理的に犯行後はなるべく早く現場を離れたいと思うものなのに、何故意味もなく毛を剃ったのか…。それこそ他殺であることがバレる危険性があります。それとピアノ線を伝って逃げた件ですが、あんな逃げ方は出来ないだろうw せいぜいピアノ線にぶら下がって逃げるか、線にカラビナみたいなやつつけて、高低差を利用してシャーっと逃げるかですね。言いたいことわかります?w ていうか、ピアノ線のままだと伝いづらいし強度に問題があるので、二重にしてロープにするとかね、もっといろんな工夫はできると思うのですよ。まぁ強度をしっかりさせてしまうと、切れて壁に激突というネタが使えなくなりますけどねw あとピアノ線のような固くて細いモノを手すりなどを擦ると跡がつくので、鑑識が詳しく調べればすぐにわかってしまいますよねぇ…。今回の事件は、マジメに考えたら負けなタイプの事件だったのかw このドラマも都市伝説の女と同じく、ミステリーではなくコメディとして見なければならないタイプであるということを、4回目にしてようやく悟りました…。犯人は、半分はわかりましたね。大体、いつも出てくる集団の中に新人が現れた場合、そいつが犯行に関わっている法則てのがあるんですよ。これは連続ドラマやシリーズ物なんかによくありますね。で、壁に激突した男がUFOに会ったような証言をしてたじゃないですか。あれがもうアウトでしたよねw こいつ何か知ってて、UFO見たふりしてるんじゃないかと最初から思ってましたが、ミステリーサークルが現れた後、ミス研で妄想推理ごっこをしてた時、UFO呼んでた時にはやたら現実的だった新人が、男が壁にぶつかったのもUFOのせいとか言い出して、なんで掌を返すように態度を変えたんだろうと思ってましたからね。あれと激突男の証言が出てきたのがほぼ同時だったため、本能的に何かつながりがあると感じてました。本能的というのは、具体的には考えてなかったってことなんですけどねw コメディとしては相変わらず朱美の妄想が酷かったりして笑えましたが、一番ツボったのはちょっとイケメンだからって嫌われないと思わないでよというセリフでしたw 自分でもなんでツボったのかわからないw