カゲプロ 僕が見つけてあげるから(カノキド)
- カテゴリ:自作小説
- 2014/02/09 21:27:20
これは僕たちがまだ、小さかった頃の話。
そして、アヤノお姉ちゃんに出会う前、キドと出会ったときの話。
*つぼみ*
「いまから、かくれんぼするんだけどつぼみちゃんも一緒にやらない??」
え・・・??
私に声を掛けてきたのはこの孤児院のアイドル的存在のゆうりちゃんだった。
一瞬なんていわれたのか分からなかった。
「つぼみちゃんっていつも1人で遊んでるのをみて、一緒に遊びたいなぁっておもって」
ゆうりちゃんはそういってニコッと笑った。
「わ・・・私も・・・一緒にかくれんぼするっ・・・」
私がそういうとゆうりちゃんやその周りにいる子が微笑んだ。
「ありがとう☆
じゃあ、私が鬼だから、30秒以内に隠れてね」
ゆうりちゃんはそういうと目を瞑り数を数えだした。
私が隠れてから30分が経った。
だけど、誰も私を見つけてくれない。
日も沈みかけている。
きっとそろそろ17時を回る頃だろう。
「つぼみちゃん、見つからないね~・・・」
「もしかして、帰っちゃったとか??」
そんな会話がどんどん遠くなっていく。
待って・・・。
待って。
「私はここにいるよぉ・・・
誰か見つけてよぉ・・・」
ポロッと口から言葉が漏れてしまった。
「大丈夫??
誰も見つけてくれなかっとしても僕が・・・僕がつぼみちゃんを見つけてあげるから・・・ね??」
そういった人が私を抱きしめてくれた。
その人の声は暖かくて、涙が止まらなかった。
涙がかれるくらい泣いた。
*修哉*
「そろそろ帰らないと怒られるよな・・・」
もう時計は17時30分を指していた。
孤児院の中に入ろうとした僕はその声に気づいた。
「私はここにいるよぉ・・・
誰か見つけてよぉ・・・」
今にも消えてしまいそうな悲しくてか細い声。
僕はその声に吸い寄せられるかのように歩いていた。
気がついたら目の前には同い年くらいの少女が居た。
確かこの子は・・・・つぼみちゃんだ!
「大丈夫??
誰も見つけてくれなかったとしても僕が・・・僕がつぼみちゃんを見つけてあげるから・・・ね??」
僕はそういってつぼみちゃんを抱きしめた。
つぼみちゃんは僕の声に安心したように涙が出なくなりそうになるくらい泣いていた。
つぼみちゃんが泣き止んでから僕たちは一緒に孤児院に帰った。
時計は18時を指していた。
「絶対に怒られちゃうね~ww」
僕はへらへらしながらそういった。
「でも、一緒だから怖くない・・・
事情を話したら許してくれるよ・・・・
ところであなた・・・名前は・・・??」
つぼみちゃんは僕のことをじーッと見つめて聞いてきた
「僕??
僕は鹿野修哉。
修哉って呼んでよ」
僕はそういって微笑んだ。
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駄文だねww
コメントほしいね
コメントww
んじゃ、よろしく!ww
グハァァァァァァァァァァ。。。
つぼみちゃんのかくれんぼっていったらやっぱり見つけられなくて、
修哉がみつけてくれるっていう美味しい展開になるのがおきまりだよね(●^o^●)b
いやぁ、うんw 私はドンマイとしか言えない―w
カノキド大好き!!