Nicotto Town


今だけ、少しだけ。


ソチ五輪観戦記(1) 女子モーグル


何十年ぶりかの大雪で、外は一面の銀世界。
幸い日曜日。特に用もないので家に引きこもった。五輪観戦には丁度いい。

女子モーグルは4人出場の予定が伊藤みきは練習中のケガで欠場、村田ありさも準々決勝直前にケガ、もう一人は予選落ち。なんだかんだで上村愛子だけが決勝に勝ち残った。

予選、準々決勝、準決勝、決勝と4回も滑らなくてはならないやたらハードなシステムで、やはり経験と安定性が生きた。準決勝で正直危ないかなと思っていたが、最後の選手がミスしてぎりぎり6位で決勝進出。ここまでの上村の3回のすべりからちょっとメダルは厳しいかなと思っていたら、5人終了した時点で3位。しかし、最後のカーニーは当然準決勝1位通過の選手なので順当に行けば4位に落ちてしまう。依然メダルの望みは薄い。ところが、カーニーは途中素人目にも分かるくらい明らかなミスをして、バランスを崩す。これは、…と思ったが、結果はカーニーがわずかに上村を上回り、銅。上村は4位に終わった。

7、6、5、4と来て、今度こそと期した今回だったが、残念ながら今回も4位。足掛け16年の長い物語は惜しくもハッピーエンドとはならなかった。しかし、年齢を重ね体力も落ちていく、新しい選手も現れる、周りの環境も変わっていくという中で変わらず戦い続け全大会で入賞したことは本当に素晴らしいことだと思う。

メダルを取らせてあげたいという気持ちが強かった分、最後少し疑問も感じたが、採点競技にはこれはつきもの。何も言わないであげた方がいいのだろう。




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